三菱のキャンターです。
お客さんから、ブレーキランプが消えなくなった
という相談を受けて修理に行きました。
配線のショートやらいろいろと問題はあるんだろうけど
一番の原因はこれ。
症状を確認したら、ブレーキランプのみが点灯しているとのこと。
で、バッテリーが上がっちゃうから、とりあえず現場に行った。そして、ブレーキランプスイッチの配線を抜いたら止まったとのことからスイッチを交換することにしました。
ブレーキランプスイッチはブレーキペダルの根元についています。
キャンターの場合、ブレーキペダルを踏んだら、スイッチがリリースされて導通し、ブレーキランプが点灯する仕組み。
逆にブレーキペダルを離すと、ブレーキランプスイッチが押されて、断線させるといったものでした。
赤丸がブレーキランプスイッチ。
右のレバーがブレーキペダルです。
配線2本つながっています。
まずは配線を外し
スイッチをロックしている
ナットを緩めてスイッチ自体を回してネジみたいに抜いてきます
取り付け時はペダルの遊び量を考えて、調整しながらスイッチを入れていきます。
必ず配線をつないで、ペダルがどの程度踏み込んだらブレーキが点灯するか、そして離したら確実にブレーキランプが消えるかを確認します。
位置が決まったら、ナットでボディー側にロックさせて終了です。ナットは14mmの大きさでした
結構セッティングはシビアだと思いきや簡単にいきました。
どうやら内部でのトラブルの模様。
スイッチを押したり伸ばしたりしても直らなかったよ。
やっぱり交換だね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。