本日のお題は部分や油脂の鮮度についてであります。
よくあるケースとして、ホームセンターの安売りバッテリーを買ったら
原因不明のエンジンがかからない故障が発生した。
これはうちのオヤジがはまったケース。オヤジがホームセンターでバッテリーを買った。
しかし程なくしてエンジンがかからなくなった。
バッテリーが新品なのにバッテリーが上がってセルモーターが回らなかった。
最初はオルタネーターが壊れたのかと思いましたが、オルタネーターは正常。
原因は新品に交換したバッテリーにあった。新品バッテリーが新品のくせに全然充電できなかった。
さらに詳しく調べてたら、安売りバッテリーの製造年月日。
購入当時で確かに新品なんだけど既に五年経っていたということ。
部分って確かに新品なんだろうけど、鮮度が大切なものがあります。
バッテリーやタイヤやエンジンのゴムやプラスチック部品などがそう。
タイヤだって、新品であっても鮮度が相当古ければグリップしなくなる。
バッテリーは液が入れられ、充電されて箱に詰められた時から劣化が始まる。
バイクの新車を買うと、バッテリーは自分で液を充填してその日から使えるようになっています。
これは劣化を抑えるためでしょう。
ゴムやプラスチックもそう。古い長期在庫の部品だと既に硬化が始まっていることがある。
つまり百パーセントの仕事をしないわけですね。
オイルも空気に触れた時から酸化は始まるし、クーラントだって防錆効果は劣化しているだろう。
なので、同じ値段を出すのであれば鮮度の良い部品を買うに越したことはありません。
ちなみに自分の車のかなりへたったタイヤの製造年月日を調べたらなんと1999年製だったとさ。
皆さん部品の鮮度には要注意ですからね
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
新車装着バッテリーが1年程度しか持ちませんでした。
某社の赤いバッテリーは、半年毎に充電されているみたいですが、1年半経過の物は「NG」表示されていました。
昔乗っていた車で、13年で15,000km、タイヤも新車装着(13年落ち)を買いました。雨の日に死ぬ思いをしました。いろいろ意見がある方は居ますが、私はタイヤとバッテリーは新しい方が絶対良いです。
同感です。
タイヤとバッテリーは製造年月日にこだわるべきだと思います。
私はバッテリー上部に「交換日」ではなく「製造日」をテープで印字、貼り付けています。
それから減ったのはガソリンスタンドでの押し売りですね。
押し売りはやはり在庫処分というものが先行していますからね。安かろう悪かろうになってしまいますね。