本日はブレーキホースの交換時期です。
ブレーキホースって車検で交換されるパーツの一つですが、どのようになったらブレーキホースは駄目になっちゃうの?
というのを今回は検証します。
ブレーキホースはゴムやメッシュの皮膜で覆われていますがこれがひび割れてきたら交換。
いきなり破裂してブレーキが利かなくなるなんてことが起きたら困るからね。
ブレーキホースの亀裂というとこんな感じです。
さすがにここまでひどいブレーキホースはまれですけど。
全体的に亀裂がはいっていますね?
こうなったら交換です。
ステアリングを切るので大体フロントのブレーキホースのほうが劣化します。
あとブレーキホースの取り回しが結構いっぱいいっぱいな長さでステアリングを切ったときにものすごく引っ張られる車種なんて直ぐに駄目になっちゃうね。
これはトヨタのエスティマです。
初期型の卵型の奴ね。
初期のエスティマはブレーキホースがおそらく劣化しやすいと思う。
そんな取り回しでした。
ブレーキホースを手で握って思いっきり曲げてみて亀裂がはいっているようなら交換。
パッキンを使って接続している場合はパッキンも新品にすること。じゃないと漏れます。
ですが、ここ10年くらいの車種については、ブレーキホースの品質が向上したのかあまり亀裂が見られなくなりました。
今から20年前くらいの車種はよくブレーキホースを観察してくださいね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
ヒビ割れは重点的に点検しますが、まずここ10年くらいの車で20万キロ超えてるような車でも、見た目は変わってないように感じます。
ブレーキ系は、目視の判断が難しくなってるような気がするので、定期交換時期での交換やO/Hがベストかなと最近は思っています。
ブレーキホースの劣化が目に見えて分からなくなりつつありますからね。
トヨタの資料では20万キロで交換とかって書いてありましたね。