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簡単に見分けられる!ブレーキパッドが減ってるのをどうやって見極めるか?

車を乗ってる人にとって、ブレーキというのは心配なもの。

ブレーキが効かないと・・と考えるだけでもゾッとします。ブレーキが効かないのは心配だけど、ブレーキパッドの状態って自分ではわからない・・。

簡単にブレーキパッドの残量などの状態がわかる方法はないかな?こう思ってる人は結構多いでしょう。そんなわけで簡単にできるブレーキパッドの状態チェック方法!

記録簿を見てみよう!

あなたが最後に分解整備を受けたときの記録をまずは見てみましょう。車検を受けたなら指定整備記録簿の控えが車検証ホルダーの中に車検証と一緒に入っています。

12ヶ月点検を受けているのなら、点検記録簿ですね。

どちらにも分解整備時のブレーキパッドの残量が書いてあります。

記録簿に記載されているブレーキの残量を見てください。

ディスクブレーキなら新品の残量がおおよそ10mm。ここからどの程度減ってきたかという目安になります。

例えば1年前に受けた車検でブレーキパッドの残量が5,0mmとかいてあればちょうど半分まで減ってきたことになります。残量が5mm残っていれば平地を走っている限りは次回の車検までもつでしょう。

3mmを切ってきたら交換しましょう。

ブレーキパッドが減るとキー音がする理由

ブレーキパッドにはインジケーターが付いています。残量が減ってくると運転手に知らせてくれます。

上の写真右側のブレーキパッドを見てください。

上の方に鉄のバーがブレーキパッドについてるのがわかります。

結論から言うと、ブレーキパッドが減ってくるとこのインジケーターがブレーキローターと接触してキー音を発生させる仕組みになっています。

ブレーキパッドの残量が減ってくると、インジケーターの方が先にブレーキローターに接触するようになります。

すると、キー音やらシャー音などを発生させて運転手にブレーキパッドが減っていることを知らせるのです。

走行中にいつもと聞きなれないキー音やシャラシャラ音がしてきたら要注意。ブレーキパッドが減ってる可能性があります。

ブレーキ警告灯が点灯する

そして、ブレーキパッドが減っているのを運転手に知らせる機能がもう一つ。ブレーキ警告灯です。

このブレーキ警告灯。サイドブレーキを引いたら点灯するあれです。

これが走行中に点灯したら要注意。ブレーキパッドが減っている状態が考えられます。メカニズムはこうです。

ブレーキ警告灯はブレーキフルードが入ってるタンクの油量を検知しています。

ブレーキパッドが減ってくると、ブレーキフルードのタンクにはいっているブレーキフルードがキャリパー側へ流れ込みます。

すると、ブレーキフルードがタンクから減ってくるので、ブレーキ警告灯を点灯させてブレーキが減っていることを運転手に知らせます。

走行中、特に坂道などで警告灯が点灯したらブレーキパッドが減ってきてる可能性があるので要注意。

まとめると

簡単にできるブレーキパッドの残量確認方法。

1、車検証に入っている点検記録簿を見て直近のブレーキパッド残量を確認する。

2、ブレーキ鳴きが一時的ではなく継続的に発生してきたらブレーキが減ってる可能性大。

3、坂道でブレーキ警告灯が点灯したらブレーキパッドが減ってる可能性大。常時点灯してきたらかなりやばい。ブレーキパッドだけでなくブレーキフルードが漏れてる可能性大。

ブレーキパッドの新品は厚みが10mm程度。残量が3mmを切ってきたら交換を考えましょう。

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