ブレーキマスターシリンダーです。
油圧ブレーキの最初の油圧を発生させる装置です。
ペダルからの踏力を受けて油圧を発生して各ブレーキへ伝える仕組み。
このマスターシリンダーですが、中に使われているのがゴム製品。
ゴムの弾力で油圧を保持しています。なので経年劣化で漏れが生じてくる。
本日はそんなブレーキマスターシリンダーの漏れを撮ってきました。
ブレーキマスターシリンダーが取り付けられているブレーキブースターの塗装がはげてしまい、錆びているのが分かります。
これはブレーキマスターシリンダーが漏れて、そのブレーキオイルによってマスターバックの塗装がはげる。
そしてそこから錆びてきてしまっています。
こうなったら早急にマスターシリンダーをOHしないといけません
もれもれ。良く見ると、ボディの塗装まではがされてしまっている。
ブレーキのリザーバータンクも減ってきてしまう。最終的にはすっぽ抜けてブレーキが利かなくなることは容易に想像がつきます。
ブレーキマスターシリンダーは3000円くらいでリペアキットが売っています。
工賃は1時間くらい。あとはブレーキオイルを必要とするので、15000円くらいあればOHを依頼することが出来ると思います。
みなさんもマスターシリンダーにも目を配ってあげてくださいね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。