うちにあるND型ロードスターのNR-A。走行距離が63000kmほど進んでいて、車検も2回終わっています。
車検をやった時に、タイヤが減ってきているなと思っていたので、ここにきて新品に交換することになりました。
このロードスターは冬の期間は動かないので、スタッドレスタイヤは持っていません。63000kmを走ったのは、新車装着のタイヤで到達しました。
ND型ロードスター、NR-Aのタイヤサイズは195/50R16 84Vタイヤです。
純正装着タイヤはヨコハマのADVAN Sport V105です。
ヨコハマタイヤはロードスターとは密接な関係にあり、初代ロードスターから純正採用タイヤを供給しています。
ADVAN Sport V105はハイパフォーマンスで優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせている非常にいいタイヤでした。
タイヤを新品に交換する時って、純正装着タイヤを基準に考えないといけません。
例を出すと、クラウンなどのセダンにぴったりのタイヤって何が思い浮かぶか?これはもうブリヂストンのレグノが真っ先に脳裏に思い浮かびます。
ではそのレグノが似合うクラウンにその2つ下のスタンダードタイヤのネクストリーを履かせたらどうか?
恐らくタイヤを新品に換えてから、今までとは乗り心地もノイズも違ってくると思います。
価格重視で選ぶのであれば、それでいいんですけど。
お客さんへ提供する側としては、価格重視の前に車格重視でお勧めします。そうしないと、交換後にこんなんじゃなかったってなりますから。
それほどタイヤが車に与える影響は大きいです。
今回ND型ロードスターにいチョイスしたのは同じくヨコハマタイヤです。銘柄はブルーアースGTにしました。
ブルーアースGTって数年前に出た新商品で、これが出た瞬間、ロードスターに履かせるならこれしかないかなって思っていました。
本当はネットで話題のR31ハウスのシバタイヤを試してみたいなって気持ちがあったんですけど。
この時点でサイズがなかった。
ブルーアースGTって、非常にスイートスポットが広いタイヤです。
コンパクトカーに履かせてもいいし、欧州車に履かせてもいい。
もちろんこういったクルージングをするスポーツカーに履かせてもいい。オールマイティなタイヤでもあるんです。
環境を重視しているブルーアースであり、GTという名前が付いているだけあって、走行性能も高いです。
実際に取り付けて走ってみたら、純正装着のADVANよりも静粛性がアップして乗り心地が良くなりました。
車格がワンランク上がったようなそんな感じですね。
やはりタイヤが車に与える影響たるや無視できません。
ロードスターにお勧めするとしたら、僕はブルーアースGT一押しです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。