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ビジネスユースの車は頑丈で壊れないものが多い

車検に入庫してくる車のオドメーターが10万キロを超えてくると、ある程度反射的に身構えてしまう。タイミングベルトは交換してあるのだろうか?各部のガタはどうなのか?
オイル漏れは発生していないだろうかなどなど、その時点であれこれ想像をしてしまうのは職業柄。
その中でも、それにしても頑丈で壊れない車だなぁと思うのが良くあります。

この間も入庫してきたJZXのマークⅡ。走行が実に13万キロを超えていたけれど、オイル漏れは皆無で足まりにもガタも何もなかった。壊れもしないし頑丈だなと思った。
トヨタのプロボックスもすごい頑丈で壊れない車だよなと思う。まあこれは偏見かもしれないんですが、僕の会社では多くのリース車両がそうとうハードな使い方でプロボックスを使っている。

リースの車だからと、みなさんハードに使う使う。でも壊れない。唯一体験した故障は電動ファンのみ。
あとはチェックランプも何もつかぬまま軽く20万キロOK。なんていう車なのだ。
やっぱりプロユースのこういった車は信頼性が一番でしょう。そう考えるとトヨタのライトエースやマツダのボンゴなんかもそうなんだろう。仕事で使う車って言うのはハードな使用に耐えて、それでいて故障をしてはいけないのだ。

故障をたくさんしようものならすぐに口コミで同業者に広まっていくだろう。そういうユーザーの背景をメーカーが考えているのかは定かではないが、壊れないなぁと思った。
日産のエキスパートも頑丈だ。この間は20万キロを軽く超えて25万キロの車が入ってきたので、

「そろそろオルタネーターをリビルトにしませんか?」
と聞いたら

「壊れてからでいい」

と断られてしまった。それでも快調に走り続ける。まあアメリカなんか年間で4万キロくらい走るユーザーが平均的だっていうから、そう簡単に壊れては困るわけですよね。日本ではそのボーダーラインが10万キロと考えられてきたから求める耐久性がアメリカのユーザーよりもぬるい状態だったのは間違いない。
車ってやっぱり長く乗れるものなのですからね

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