本日もちょっとバッテリーのお話です。
冬になるとバッテリー上がりなどがよく発生するので話題に尽きないバッテリー今日お伝えするのはちょっとちがったこと。
バッテリーってどのくらいの重量があるか知っていますか?
いや、僕も全然知りませんでした。
バッテリー交換のとき、重たいなぁとしか思わなかったくらい。
実際にどのくらいの重さがあるかなんて知らない。
ちょっと調べてみた。
軽自動車からコンパクトカーまで広く使われている40B19L・Rのサイズ。
普通のバッテリーだといえるんですが、その重さはなんと
約10kgになってきます。
10kgですよ。やはり重たいと思っていたが、まさか10kgもあるとは思わなかった。
バッテリーの種類によっても前後しますが、重くて10kg程度と考えてください。
では次に5ナンバークラスのミニバンが使っている
55B24L・Rのサイズは13kg。
最後にトラックなどに搭載されている85D26L・Rのサイズは
なんと約20kg。
しかもトラックの多くはこのサイズのバッテリーを直列につないで24Vとしてつかっています。
なのでバッテリーも2つ。その重さ40kg!恐るべしバッテリーの重さ。
そして考えてもらいたいのが、バッテリーを固定しているもの。
大体ケースがあって、そのバッテリーをステーとネジで締め付けてるだけでしょう!?
これが結構緩んでくるんですよ。走行中の振動で。
たまに増し締めしてあげないといけない。何せトラックになると40kgの重さの部品が固定されないでいる。
こんな状況っておっかないですよね!?
バッテリーって、緑青などをふいてきて、ステーを錆びさせる。中にはねじが固着して動かないものもあります。
あまり古くなってきたバッテリーホルダーは交換するのもいいかもしれない。
何せこれがなくなったら、バッテリーはただケースにおいてあるだけなんですから。
そのまま無理に走行すれば、配線を曲げたりショートさせたりしてかなり危険だし
走行不能に陥ってしまう。
バッテリーの重さってばかにできないんですよね。
きちんと車のバッテリーがぐらつかないで取り付いているかたまには確認してみましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
私はステーを外したついでにタップ・ダイスでねじ山修正します。
ステーのネジ山は動かなくなっているものも多いですよね