冬になったら気になってくるのがバッテリー。
外気温が下がってくると、バッテリーの比重も下がってきます。夏に比べると、冬はエンジンがかかりにくいなんていう症状がよく起こる原因です。
夏は気温が暑いので、バッテリー比重が下がらないのに対し冬はバッテリーの比重が下がっています。さらには朝一発目の始動はエンジンオイルも粘度が固め。
クランクを回す力に対してオイル粘度も抵抗になります。
車検や点検でバッテリーテスターを当てて計測してみると、結構な確率でバッテリーは弱っています。
そんな時、交換をオススメするんですけど、容量をアップしたバッテリーをつけるのもいいかなって。
国産車のバッテリーであれば、
40B19L
といった表記があります。この最初の二桁である40というのがバッテリー容量を示しているので、たとえば55B19Lといったバッテリーに交換するといった感じです。
バッテリー容量が上がるとセルモーターの回り方もかなりスムーズに早く回ります。
寒い冬にエンジンがかかるかなぁ・・・。
って心配するのだったら、安いバッテリーを頻繁に交換するかそれともバッテリーを容量アップするかのどちらかにすればいいかなって。
安売りバッテリーは製造年月日が古かったりするので長持ちしません。それこそ2年に1回ずつ換えてしまうとかそういう交換をしていかないと、新品に交換したのに・・。
なんてことにもなりえます。
安いバッテリーには安いバッテリーの理由がありますから。
このバッテリーなんか容量が60もあるので、40Bのものに装着するといいですね。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。