エンジンがガラガラ音がするということで
入庫したダイハツのアトレー
エンジン音を聞いてみると確かに嫌な音をしている。
音的に言うと、メタルがいっているようなそんなガラガラ音がするのだ。
メタルがいったか、それともバルブ系統の音かを見極めるために
サウンドスコープで音を聞いてみたら、どうもヘッドのほうが音が大きいということで
とりあえずヘッドカバーをあけてみることにした。
そうしたらとてもビックリした事態が起こっていたのだ
問題の部品は取り外してあります。
一体何がガラガラ音を立てていたかというと
コレ
分かりますか?ロッカーアームシャフトが折損しているのがわかります。
オーナーに話すと、とりあえずロッカーアームシャフトを交換してくれとなりました。
シャフトを交換すると、嫌な音は止まり、とりあえずは使用に耐えうるようになったので納車。
本来ならヘッドも交換したほうがいいが、とりあえずの延命措置でしばらく使いたいということです。
16万キロも走っていけばこんなこともあるのかなぁと思った事例でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。