ATFは無交換でOK?
これには賛否両論ありますが、MHO的には交換したほうがいいと思います。
自分家の車はきちっと2万キロごとに交換しています。
まず、なぜ無交換か?
車は大体が10万キロ前後でその寿命を終えて乗り換えられるケースが殆どです。
なのでメーカーとしては10万キロをもてば良いということになってきますね。
なので無交換ということが一つ。
そしてもう一つは下手な交換をして、ATのバルブケースにゴミやチリが入るのを極力避けたいために無交換としている。
この2つが上げられます。
実際ATFの交換は神経を使います。
それこそゴミやチリを出さないように交換しないといけません。
現在の車は、ATのレベルゲージがついていないものもあります。
これも後者の理由で交換する際に問題を起こされたくないからだと思います。
しかしATFというものは、交換するとシフトショックが本当に少なくなります。
定期的に交換する意義は大いにあいります。
しかし、あまりにも無交換だったATにいきなりATFを交換させるとスカスカになってラインプレッシャーが抜けて発進しなくなるといったケースもよく聞きます。
なのでATFは交換できるタイプのものなら2万キロに1度。
最低でも5万キロに1度くらいに交換しましょう。
それ以上距離が伸びていると、交換するリスクが増えると覚えておいてください。
そして整備の現場では、ATFを交換しないがために変速しなくなったATを何度も見てきています。オイルと名がつくモノは交換するに限るわけです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。