今や国産車の8割がオートマとなりました。オートマっていうのもなんだか大雑把ないいかたですけど。
要するにマニュアルミッション以外の、クラッチがない車を総称してオートマという人がほとんどです。
とはいえ、ATじゃなくてCVTもあるし、DSGなどもあるし、AGSもあるしで、ミッションの種類は様々ですが。
今回はこれらオートマミッションの取り扱いについて。
オートマって、Pレンジに入れると機械的にミッションをロックしてくれます。
そのため、平坦な場所に停車する時などサイドブレーキを引かない人も少なからずいると思います。
そんな人いるのか?って思う人もいるかもしれません。会社の車のようにいろんな人が共用する車に乗る機会があるとわかるんです。
前に乗っていた人がサイドブレーキをかけないで止めていた。など。
実はこれには注意が必要です。
オートマであっても駐車する場合にはサイドを引いて
これは電動パーキングブレーキ搭載車は除外してください。
電動パーキングは、車側でパーキングブレーキを作動してくれる制御をします。
問題はレバー式やペダル式のカチカチカチと引っ張ったり、踏み込んだりするサイドブレーキ。
仕組みはシンプルです。リヤブレーキにワイヤーがつながっていて、そのワイヤーを介してレバーやペダルにつながっているんです。
オートマ車でサイドブレーキを引かない人が注意してほしいのは、ワイヤーが固着してしまうということ。
車検の時サイドブレーキの検査があり、車重に対して20%の制動力が出ないと合格できません。
普段サイドブレーキを引かない人って、ワイヤーがスムーズに動かなくなったり錆びついている事があります。
そうなんです。使わないでいるとサイドブレーキワイヤーがダメになってしまうんです。
車を長時間止める必要があるときは、必ずサイドブレーキを使うようにして下さい。
使わないとダメになる機能としては、リヤウォッシャーも同じです。リヤのウォッシャーを使う人って少ないのか、車検や点検で入庫してくると詰まってるケースが非常に多いです。
車って全体的に使わないとダメです。使わないでいると壊れちゃうんです。
電動サンルーフとかも同じです。たまには動かしてあげてください。
YouTubeもやっています。いろんなグッズを試したり、実験を車でしていますのでよかったらチャンネル登録お願いします。
サブチャンネルの2本目の動画、完成して公開しました。チャンネル登録お願いします。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。