1月27日にとうとう日産の待望となる新型電気自動車のアリアが発売になりました。
発売になったのはB6リミテッドです。
本日から、取り扱い説明書などもWEBで読むことができるようになったので、メンテナンスの面など含めて調べてみました。
まずアリアとはどんな車か?
日産が開発してきた新型の電気自動車です。日産の電気自動車というとリーフが真っ先に思い浮かびます。
あとはe-NV200というバンもありますが、アリアはリーフに次ぐ乗用タイプの電気自動車でSUVです。
どれほどの進化を遂げているのかが注目されてきます。
目次
アリアのメンテナンスはどんな内容か?
電気自動車とエンジン車最大の違いは、パワーユニットですね。エンジンを使っているのか、電気的なモーターなのか?
エンジンなら燃料が必要になります。純粋な電気自動車なら、燃料は電気になるわけです。
メンテナンスも随分変わります。メンテナンスノートのメンテナンス基準を見ると、交換する油脂類は以下の通り。
・ブレーキフルード・・・2年(初回3年)
・クーラント・・・4年または8万キロ(初回は15年または20万キロ)
電気自動車なので、エンジンがありません。その為、エンジンオイルの交換がない。
トランスミッション(減速機)にはギヤオイルの75Wが0.87Lはいっていますが、交換指示はでていませんね。
つまり油脂類はしばらくは車検ごとのブレーキフルード交換とクーラントの補充位で済むという事です。
この辺りは他の電気自動車とほぼ共通ながら、メンテナンスコストはワイパーやタイヤがメインになってくるのがわかります。
リチウムイオン電池の大きさや重さは?
アリアに搭載されている電池はリチウムイオンバッテリーです。
どの位の大きさや重さがあるのか?
66kWhのものは、重量がすごいですよ。450kgもあります。定格電圧が352V。12モジュールの192セルで構成されています。
長さが2mほどあり、幅が1.45mほどです。かなり巨大で重たいことがわかります。
これだけの重さがあるので、交換は相当大変ですよね。バッテリーが劣化してきたらどうやって交換するのでしょうかね。多分床下から降ろすんじゃないかなと。
タイヤ空気圧警報システムを備えている
パッと気が付いたのは、アリアにはタイヤ空気圧警告センサがついているということです。
日産のGT-Rにもついていますが、多分似たようなシステムだと思います。
タイヤの内部にセンサが組み込んであるタイプではないかなと。
ちなみに電池単体での交換はできないとされています。つまり、センサの電池が切れたらセンサごとの交換になるのかなと。
この辺りはネットで安く販売されているTPMSみたいに手軽にしてほしいなと思いました。まあネットで安く出回ってるのは電波法に接触しているものが多いので、基準をみたすとどうしても高額になるのは仕方がないですけどね。
タイヤの空気による事故を防ぐくらいなら、そのあたりの規制を緩和してくれてもいいのになって。
アリアが売れるかどうかは微妙だと思います。最大のライバルはやっぱりbZ4Xですね。
電池のアフターフォローはbz4Xに軍配が上がると思うんですよね。今までの日産の電気自動車の電池に対する取り組みを見ていても明白です。
トヨタは10年後も90%を維持すると掲げていますからね。しかしながら、ここから電気自動車が一気に加速していきます。
アリアはその先陣を切る重要なモデルに間違いはありません。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。