中古車を買ったとか、ちょっと10年以上車に乗ってきて古くなってきたなぁ・・・。という時、たまには愛車のアンチエイジングを試してみるのもいいかと思います。
僕が今まで試してきた中で、少ない予算で効果的だったものを4つ紹介してみます。
目次
遅効性エンジンフラッシングの使用
一応施工する順番を考えてみました。
まず最初にするのは、エンジンのフラッシングを仕込んでおく事です。
フラッシングっていうのは、エンジン内部の汚れを落とすこと。エンジンは使い込んでくると、どうしても汚れが溜まってきます。
それらを一度リセットしてあげる。
即効性ではなくて、遅効性のフラッシング剤をオイル交換の時期よりも早いタイミングで入れておく。
即効性だと、急激に汚れが落ちて、オイルラインを詰まらせて動脈硬化を起こすことがあります。が、遅効性ならじっくりと汚れを溶かしていくのでお勧です。
PEA配合の燃料添加剤を入れる
フラッシング剤もそうですが、まずは各部の汚れを落とすところから。
同じタイミングで行いたいのが、PEA配合の燃料添加剤を入れる事。
代表的なものはワコーズのフューエルワンです。
フューエルワンは燃料ラインからインジェクターまで行き届き、最終的に燃焼室もクリーンにしてくれるものです。
僕も何度も施工したことがありますが、この手の添加剤を入れるとオイルが汚れやすくなります。落ちた汚れがオイルに混入しがちなので、オイル交換よりちょっと前のタイミングで入れること。
フラッシングも相まって、オイルの汚れがいつもよりも黒くなります。
全油種の交換
前段階をおいて、ここからスタートです。
最初にやるのは、全油種の交換。
エンジン、ミッション、デフ、ブレーキフルードなど。
特にミッションとブレーキフルードの交換はかなり体感ができます。もちろんDIYで厳しいとなれば、お店に依頼してもOKです。
その時、ATFの交換については要相談ですね。
しばらく交換されていないミッションの場合、圧送循環式でないと、スラッジがラインにたまって不具合を起こすという理由でお断りされることもあります。
エンジンパワーシールドを入れる
最後の行程は、つかれてきたエンジンに添加剤をドーピングすること。
これはオイル交換と同じタイミングで行ってください。
というのも、このEPSは新しいオイルに混ぜ込んで使うのです。
このオイル添加剤は、僕が今まで使ってきた添加剤の中で一番効果がありました。エンジン内部をクリーンにして、硬くなったオイルシールの弾力性を戻し、オイル消費を緩和させます。
僕が使ってる車もオイル消費が相当激しい車でしたが、EPSを入れたら8割近くは改善されたので驚いています。
というわけで、くたびれてきた車に効果的なアンチエイジング法4つでした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。