中古車をオークションなどで仕入れる場合、付属してこないものがたまにあります。
その最たるものが、各種説明書。
車の取扱説明書って読む人はじっくり読むし、そうでない人は廃車まで開封すらしない人も居ます。
説明書を読み倒している人は自分で付箋を貼りまくって、インデックスを作ってる人もいます。そういう人は車にかなり詳しくて、質問を受けると非常に高度な質問で即答できないものもあります。
逆に、説明書を一切読まない人の傾向は、自分で時計やラジオのチューニングを合わせるのも面倒で、必ず狂ってくると直してくれーと依頼してくる人ですね。
先日、中古車を仕入れたときに案の定説明書が入ってなかったんです。営業マンは、説明書が付属していないことをお客さんに伝えると、お客さんはなんとか用意してほしいという答えでした。
説明書は必要だ!という旦那さん。そんなもの読まないからいらないよという奥さん。結局、旦那さんが押し切って、オーダーすることになりました。
部品屋さん経由で説明書を手配することができるのですが、値段を聞いてびっくりしました。
まさかの1万円を覚悟してくださいというのです。
メーカーに在庫がないということことで、これから用意する(作るという事か?)ので、納期に1ヶ月弱かかるというのです。
届いた説明書を見ると、確かにアルトの説明書ですねと。
そして部品屋さんからの納品書を見ると、まさかの確かに1万円。税込みだと11000円です。
うわー仕入れで11000円って、お客さんへの売価はいくらになるだよって。
とりあえず今回は中古車販売という事なので、中古車の利益から捻出しました。原価に組み入れたという事ですね。
説明書って、ものすごくビックリする値段のものがありますので注意してください。現行モデルで在庫してると3000円弱位が相場だと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。