Categories: エンジン

ガソリン・軽油・アルコール

ガソリン・軽油・アルコールであります。何かというと、車に使われている主な燃料。
ガソリンはおなじみの燃料です。乗用車のほとんどがガソリンをつかっています。
エンジンの性能を上げるため(圧縮比)アンチノック性のオクタン価の高いハイオクタンと普通のレギュラーがある。
軽油はディーゼルとも呼ばれる。というか、ディーゼルエンジンの燃料である。
軽油と灯油は着火点・発火点共にかなり似た数値を持っている。なので、ディーゼルエンジンに灯油を入れても
エンジンはかかって走行が出来てしまう。ただしコレは法律で禁止されている。ちなみに灯油をディーゼルエンジンに
使用すると走れても、噴射ポンプのシールを痛めつけるということが言われています。
そしてアルコール。今は日本では殆どなくなってしまった。ブラジルあたりではバイオエタノールとして
車の大半にアルコール系燃料が使われている。

日本でも一時発売されていた。代表的な銘柄はガイアックスと呼ばれていて、僕も使ったことがある。
ガソリンとかなり似たような発火点・着火点を持っていて、ガソリンエンジンに使用が可能とされていた。
しかし、燃料ホースを痛めて火災を引きおこすとか、燃料パイプを腐らせるなどといった事例が
伝えられて、車業界から淘汰されてしまった。真実はなぞである。ちなみにボクもずっと使っていたが、
そういったことはなかった。
アルコール系燃料にはガソリン税が課税されていなかったため、当時のハイオク並みのオクタン価をほこりつつ、
レギュラーガソリンよりリッターあたり10円くらい安かった。しかもアルコールの洗浄作用で
エンジンのカーボンを綺麗にしてくれるといったこともうたい文句だった。
エンジンを動かすには燃料が必要である。水素でも動く水素ロータリーエンジンもあるし、
LPGで動く車もある。要するにセッティングを変更してやればある程度は問題がなくなってくる。
ちなみに今巷で売られているバイオガソリンは少しパワーが落ちるとも言われているらしい。まぁそれは
体感が出来ないくらいなので問題はないんだろうけど。
電気自動車と世の中盛んになってきているが、ガソリンエンジンに使える代替燃料を格安で
調達できて問題が発生しなければ、まだまだ車はエンジンのままだなぁと思ったりした。

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