エアフロメーターという部品があります。主に軽自動車より大きい小型車から普通車までに幅広く使われてる部品です。
軽自動車にはエアフロは使われてなく、バキュームセンサというものを使っています。エアフロメーターとバキュームセンサの役割は同じで、エンジンにどの程度の空気が入ってきているかを計測しています。
エアフロメーターにもいろんな種類がありますが、現在の主流はホットワイヤー式になっています。
このエアフロメーターの交換時期はどのくらいか?
目次
エアフロメーターの交換時期は?
それではエアフロメーターの交換時期はどのくらいをめどにするか?
これは、全てのセンサ類に言えることですが、基本的には不具合が生じたら交換です。特に交換時期が明記されてるわけでもありません。
故障知らずで、車の寿命を迎えるケースもあれば、部品不良で故障するケースもあります。
エアフロメーターの交換時期は壊れたらということになってきます。
エアフロの交換費用は?
エアフロの交換費用はどのくらいか?
この画像はエスティマのエアフロです。センサの代金が12000円程度で、工賃が0.6H。すなわち2万円程度がエアフロの交換費用になります。
ただ昔の車のエアフロはもっと高いものが多いんです。エアクリーナーボックスにねじ止めされているホットワイヤータイプは部品代も安くなりましたし交換もしやすいです。
エアフロの交換費用を算出すると2万円〜8万円程度になってきます。
エアフロが壊れたらどんな症状になる?
それではエアフロが壊れたらどのような症状になるか?
ホットワイヤー式が不具合を起こすと、エンジンがふけなくなります。似ている症状としてエンジンの失火です。どこかの気筒が失火しているんじゃないかと誤診をしがちです。
正確に判断するのは、きちんと気筒ごとのパワーバランステストを行うこと。それで点火系統に問題がないということを証明してから疑っていきましょう。
完全に壊れると、エンジンチェックランプが点灯してフェールセーフに入ることもあります。ちょっと前の車に多いんです。
エアフロが壊れたら、まともに走行ができなくなるのですぐに整備工場に見てもらいましょう。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。