夏になると車の足元に水が溜まるという怪奇現象について

夏が近づくと、ちょっと怪奇的な修理依頼がきます。それは、室内の足元に水が溜まってびしょびしょになる。というもの。

車の室内に水が溜まる?水ってそもそもどんな水?

車は冷却水をヒーターとして使うため、室内にクーラントが通じています。緑色や赤色の水が溜まるのであればヒーターコアなどからの冷却水漏れ。

しかしそうではなくて、普通の透明な水が足元に溜まる。

うーんこれは?

結論を先に書くと、エアコンを入れた後に室内の湿気が除湿されます。それをドレンホースから室外へ排出しています。

エアコンを入れて駐車場に車を止めると、止めた後に水が付いてるのを見かけると思いますがまさにこれです。

このドレンホースが詰まっていると、室外へ排出されない為室内の足元に逆流してしまう。

これが夏の足元に水が溜まる現象です。

それではこのドレンホースからどのくらい水が流れてくるかというのを動画で撮ってみました。

真夏になるともっと勢いよく排出されていきます。

ドレンホースの詰まりは、ワイパーゴムについているガイドステンレスなどでホジホジするとすぐに開通します。

そのとき気をつけないと、一気に溜まった水が排出されるので、ジャバーっていう勢いで水が出てくるので注意。

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