夏が近づくと、ちょっと怪奇的な修理依頼がきます。それは、室内の足元に水が溜まってびしょびしょになる。というもの。
車の室内に水が溜まる?水ってそもそもどんな水?
車は冷却水をヒーターとして使うため、室内にクーラントが通じています。緑色や赤色の水が溜まるのであればヒーターコアなどからの冷却水漏れ。
しかしそうではなくて、普通の透明な水が足元に溜まる。
うーんこれは?
結論を先に書くと、エアコンを入れた後に室内の湿気が除湿されます。それをドレンホースから室外へ排出しています。
エアコンを入れて駐車場に車を止めると、止めた後に水が付いてるのを見かけると思いますがまさにこれです。
このドレンホースが詰まっていると、室外へ排出されない為室内の足元に逆流してしまう。
これが夏の足元に水が溜まる現象です。
それではこのドレンホースからどのくらい水が流れてくるかというのを動画で撮ってみました。
エアコン入れると真夏でもないが、結構な勢いで除湿した水が排出されます pic.twitter.com/wQ4c5efBF2
— チームMHO (@teammho) 2019年6月12日
真夏になるともっと勢いよく排出されていきます。
ドレンホースの詰まりは、ワイパーゴムについているガイドステンレスなどでホジホジするとすぐに開通します。
そのとき気をつけないと、一気に溜まった水が排出されるので、ジャバーっていう勢いで水が出てくるので注意。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。