夏になるとこぞって修理依頼が舞い込むエアコン修理。
年々暑さが厳しくなってきているので、エアコンがない車内では確かにかなり厳しいと言わざるを得ないですね。
今回はそんなエアコンガスについてです。
エアコンガスの補充と修理について。
まずエアコンガスは、ほんの微量ずつですが減っていくのが自然です。どこかから漏れが発生していないとしても、ほんの少しずつガス量が減っていく。
エアコンシステムに問題がない場合、ガスを補充すれば効きが元に戻ります。その見極めがちょっと難しい。
エアコンガスの補充についてですが、これは何を目安にすればいいか?
エアコンのガスはエアコンラインに封入される量が決まっています。それより少ないと、エアコンの効きが弱くなるし量が多いとこれまたエアコンが効かなくなります。
エアコンのガスを規定量以上いれてしまうと、圧力が高まりすぎてコンプレッサーの動きをカットしてしまいます。これを点検するには、暑い日に実際にエアコンの圧力を測定しないとダメ。
あまり暑くない日に圧力を計測しても、その数値に信憑性がかけてしまいます。
エアコンコンプレッサーがきちんと動いているのに明らかに効きが弱いという場合、ガス量が少ない可能性があるので補充する価値があります。
エアコンガス補充時期は、エアコンの効きが弱い原因がガス量不足の場合。コンプレッサーの動きが頻繁にカットされていると逆に量を調節しないといけません。
エアコンガスの補充費用はどのくらいかかるか?
一般的にガスは1本あたり1500円前後。ここに工賃がかかります。
整備指数は0.5とか0.7あたりになるので、工賃が3000円〜5000円程度になります。エアコンガスは低圧側のバルブから注入しますが、中には非常にやりにくい場所にある車があるので、そういう車は工賃がかさみます。
エアコンガス補充費用は5000円〜15000円程度になってきます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。