プラグの失火と非常によく似た故障のエアフロ不調について

エアフロという部品があります。エンジンに空気を取り入れる際に、その流入量を計測している部品です。

昔はフラップ式、今はホットワイヤ式が主流です。今回はこのエアフロについて。

エアフロが故障すると、プラグが失火したような症状になります。

完全に断線などを起こすとフェールセーフ状態になり、エンジンがアイドリングはするけどまともに動かなくなります。

エンジンが吹け上がらないというのがエアフロ故障の代表的な症状ですが、これが点火系なのか判別が難しい側面を持っています。

というのも、プラグだけじゃなくてコイルがパンクした時も似たような症状になります。

今コンピューターでは失火した場合はその回数をカウントしていますが、失火しかかってる状況はカウントされません。

僕も何度も失火のような症状に遭遇しましたが、時にイグニッションコイルだったりエアフロだったり、プラグだったりといろいろと経験をしてきました。

エアフロが故障している場合、交換するだけで嘘のようにエンジンが吹け上がるようになります。

そしてエアフロって実はメーカーの垣根を超えて、流用できたりもするんです。

この前はスズキのエアフロとトヨタのエアフロを試しに交換してみたら、遜色なく作動しました。

ただエアフロって部品代が非常に高くて、平均で2万円〜といった状況です。

失火の初期症状の場合、診断機が故障を読み取れないことがほとんどなので、データモニタで失火している時のパラメーターを読み取るなどしていかないと、なかなか断定できません。

この前も後輩がエアフロの故障をプラグとコイルって誤診をしましたので。

故障を追求していくには、本当にその部品なのかを何度も検証していかないとダメですからね。

エアフロの故障って、整備士がよく誤診をする内容なので要注意が必要です。

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