事故で助手席のエアバッグが開いた車です。
この車両は、タカタのエアバッグリコールの該当車種ではなかったわけですが、改めてエアバッグってすごいなぁと。
本来エアバッグの役割というのは、事故を起こした時に乗客を守ること。
それが逆に凶器となって展開してくるわけですから恐ろしい。
エアバッグの素材は固いです。
ガスで一瞬にして膨らませて、乗客が頭を内装などでぶつけないように保護するようにできています。
裏にはご覧のように穴が開いています。
膨らんだエアバッグに乗客が包み込まれたのち、ここからしぼんでいくわけですね。
エアバッグリコールを抱えている車は、このエアバッグにあろうことか金属片が混入しているわけです。
これがいかに危険なことか。
実際に目の当たりにすると、その重大性がよくわかります。
助手席エアバッグのリコールについては、まだ部品が間に合わない車もあります。
部品が間に合わないといって、リコールを後回しにしないで、暫定処置だけでもしておきましょう。
暫定処置というのはエアバッグが開かないようにすることです。
これは販売ディーラーにいくとすぐに処置してもらえます。
今年の5月から一部のエアバッグを搭載しているついては車検が通らなくなりましたので、エアバッグリコール 該当車種に乗ってる方は車屋さんに問い合わせてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。