ホンダのアクティ3兄弟。
アクティ・バモス・ホビオについてです。この3つの車種はバッテリー交換をケチらないでください。というのも、交換が非常にやりにくいからです。
基本的にはアクティもバモスもホビオも同じです。
バッテリーはボンネット下の奥底に搭載されています。もし、バッテリーが上がってしまったらどうするか?
救援してもらうにも非常に大変なんです。
以下、交換作業を見てください。
アクティ・ホビオ・バモスのバッテリーって、ボンネット下のウォッシャータンクの下にあるのです。
交換が非常に手間でやりにくいです。
まずはウォッシャータンクのピンを1つ外します。
ピンを外すとウォッシャータンクを上に持ち上げる事が出来ます。
この時手前側にウォッシャーモーターの配線やカプラーがあるため、注意しながら持ち上げます。
たまにここを破損している車を見かけます。無理やり持ち上げると割れますので。
ウォッシャータンクを引っこ抜いたら、本当はタンクを外してしまうのがいいんですが、当て布をしてそのままバンパーに引っ掛けた状態で作業をしました。
こんな感じでタンクをバンパー側へ。
すると奥底にようやくバッテリーを確認することができます。
もしバッテリー上がりを起こして救援を呼んだ場合も、ウォッシャータンクを外してバッテリーにアクセスしないとエンジンをかけられません。
この手間が大変なので、早め早めの交換を推奨します。
あとは従来のバッテリー交換と同じです。マイナスから外すこと。
バッテリーステーもどこに固定されてるか目視しにくいです。
プラス端子も外したらバッテリーをトレーごと持ち上げます。
どうですか?
ようやく外れました。
これらの車は救援者を呼んだとしても、リカバリーするのにそもそも大変なんです。
交換用バッテリーを用意。
取りつけ手順はプラス端子から接続して、最後にマイナス端子をつなぎます。
気をつけたいのはバッテリートレーは規定の位置にはまるようになっています。
規定の位置についていないとぐらつくので、よく確認してからステーを取り付けてください。
あとはウォッシャータンクを元に戻して終了。
こんなのをバッテリーが上がった現場で行う羽目になるのなら、早めに交換をする。
これがアクティ・ホビオ・バモスの鉄則です。
交換するのなら容量アップもしておきたいくらいです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。