日産セレナです。
車検でATからのオイル漏れが発覚。
オイルパンをはがしてパッキンを交換することになりました。
この車両はCVTです。
オイルパンのパッキンを交換するのはさほど難しいことじゃありません。
液体パッキンをつかってシーリングされている車もありますが、このセレナは
パッキンがきちんと使われていた。
まずはドレンボルトよりCVTフルードを抜き取る。
この時抜き取ったフルードの量を計測しておくと後の作業がスムーズに
使わなくなったオイルジョッキに廃油を入れてどのくらいCVTフルードが抜けてくるかを計っておく。
再利用するとかそういう意味ではなく、ただ純粋に量を計るだけ
オイルが抜けたらドレンボルトのパッキンを新しくして組み付ける。
大体抜けてきたCVTフルードは4リットルくらいだった。
その後オイルパンを綺麗に洗浄。乾燥。
組み付ける前にエアブローなどをしてごみがミッション内部にはいらないようにすること
パッキンをあてがってミッションと合体させる。右下に見える黒い丸は鉄粉除去用の磁石が2つついています。
オイルパンを取り付けたら、レベルゲージより専用の純正オイルを4リットルまず入れる。
エンジンを始動させて、シフトを一通り動かしてレベルをチェック。
おそらく少ないはずだから徐々に注いでいく
日産CVTフルードNS-1が指定オイルです。
ボクはATFチェンジャーで新油を入れましたが、ジョウゴとジョッキでも入れられる。
ある程度レベルの範囲内にはいったら、エンジンを完全暖機させる。
こうすると大体フルードが膨張して増えるからだ。暖機後の目盛りを読む
あとはきちんと車が動くかを確認。
日産セレナのATのオイルパンパッキン交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。