コルトでもうひとつ
Fブレーキパッドの交換をすることになりましたので
レポート
コルト
型式 Z26A
15年式
まずはブレーキオイルを少しリザーバータンクより吸い取っておきます。
もし量が多かったら、ブレーキのピストンを戻したときに溢れてしまう。
ブレーキオイルを抜いたら、キャリパーの下側にある14mmのネジを緩めます
ネジをはずしたら、キャリパーを上に持ち上げます
それでこんな状態。この状態でマイナスドライバーなどでこじって
古いブレーキパッドをキャリパーから外す
古いパッドを外す。一つはパッドにスプリングがついていて
そのちからでキャリパー側に止められている。
少し斜めにすると外れます
キャリパーからパッドを外した状態
ここに今度は新しいブレーキパッドをセットします
スプリングがついている外側のパッドにのみシムがついているので移植
内側のパッドには残量のインジケーターがついているので移植
インジケーターをとりつけ。
パッドが減ってくると、このインジケーターがローターに接触することにより
ブレーキ鳴きを誘発してオーナーにパッドの残量がないことを知らせる仕組みです
キャリパーと接触する部分にブレーキグリスを塗布
これでキャリパーに組みつけていく
内側のパッドをセット。
外側のパッドをキャリパーにはめる前に、ピストンを戻す。
そのほうが、作業効率が良い
そしてブレーキのピストンを戻してやる。これをしないとキャリパーが収まらない
ピストンを戻しきったら、外側のブレーキパッドをキャリパーにセットする。
斜めに入れていくのがコツ
これでブレーキパッドのセットが完了。キャリパーをローターにかぶせる
ネジを締め付ける。反対側のブレーキパッドも同様に交換した後、
ブレーキオイルの残量をFULLより少し上まで入れる。
あとはブレーキペダルを何度か踏む。これにより戻されたブレーキピストンが規定の場所まで出てきます。
最初ペダルを踏んだときに床までペダルが着いてしまいますが、何度もペダルを踏むと
カチッとしてきます。
最後にもう一度ブレーキオイルの残量をチェックして終了。
ちなみに、パッド交換後はブレーキの利きが甘くなりますので、ゆっくりとあたりと付けていってください。
しばらくすると正常の制動力にもどります。
以上三菱コルトのブレーキパッド交換でした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。