車検で預かった、コロナプレミオ
ブレーキパッドが減っていたので交換することになりました
コロナプレミオ
型式 ZZT245
17年式
まずはブレーキオイルを少しリザーバータンクより吸い取っておきます。
もし量が多かったら、ブレーキのピストンを戻したときに溢れてしまう。
ブレーキオイルを抜いたら、キャリパーの下側にある14mmのネジを緩めます
スライドピンが17mmの大きさで、スパナで押さえつけておいて
14mmのネジを外します。こうしないと共回りしてしまうだけ
それでこんな状態。この状態でマイナスドライバーなどでこじって
古いブレーキパッドをキャリパーから外す
ここに今度は新しいブレーキパッドをセットします
使用するのは社外のブレーキパッド。純正よりも格安だ。性能も悪くない。
古いパッドよりシムと残量インジケーターを外す
インジケーターをとりつけ。パッドが減ってくると、このインジケーターがローターに接触することによりブレーキ鳴きを誘発してオーナーにパッドの残量がないことを知らせる仕組みです
そしてブレーキのピストンを戻してやる。これをしないとキャリパーが収まらない
ピストンが戻ったことがわかります。これでキャリパーをパッドにかぶせる
これでネジを締め付ける。反対側のブレーキパッドも同様に交換した後、
ブレーキオイルの残量をFULLより少し上まで入れる。
あとはブレーキペダルを何度か踏む。これにより戻されたブレーキピストンが規定の場所まで出てきます。
最初ペダルを踏んだときに床までペダルが着いてしまいますが、何度もペダルを踏むと
カチッとしてきます。
最後にもう一度ブレーキオイルの残量をチェックして終了。
ちなみに、パッド交換後はブレーキの利きが甘くなりますので、ゆっくりとあたりと付けていってください。
しばらくすると正常の制動力にもどります。
以上コロナプレミオのブレーキパッド交換でした。
ちなみに純正ブレーキパッドの価格は8190円だそうです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。