アルト 燃料メーターが変な動きする。燃料メーター基盤交換

スズキ アルトが修理で入庫。
修理内容は、燃料メーターが変だということ。

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アルト

燃料メーターが変といっても、どのように変なのかというと満タンに入れても満タンを表示しなかったり、たまにメーターの指針がぴょこぴょこするといった内容です。

タンクのゲージユニットを点検したら、とりあえず可変抵抗は悪くないのでメーターのほうが怪しいとメーターアッセンブリーを外してみたら不良箇所を発見

部品を注文した

交換する部品は

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コンビネーションメーターの基盤だ。

メーターの配線というのは、このようにプリントされた基盤を通してつなげられている。ここに不良箇所があったので交換することにした

ということでアルトのメーター基盤交換です。

まずはメーターASSYを取り外します

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メーターを外したら、裏の電球を全て外して、ネジも全て外す

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このような部品も慎重に外す

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一つ一つ慎重に

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各メーターの取り付けネジを外して基盤を抑えるもの全てをフリーにする

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そうしたらメーターより基盤を外し、新しい基盤に付け替える

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新しい基盤をセット。あとは移植していく

電球の位置などは覚えていなくても古い基盤を見れば、電球のソケットがついていた部分に跡が残っているので、それを頼りにソケットをはめていく

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細かい電球をセット

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完成。あとは車体に取り付ける。

試運転してみたが、変な動きはしなかった。
メーターの基盤は2600円。以外に高くない部品です。めったに交換をしない部品ですけれどご参考までに

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ちなみにメーター基盤を交換した理由はこの通り、燃料メーターの付近に焼けた跡があった。
何かの接触不良だったのかもしれない。基盤の端っこ同士をサーキットテスターで導通試験すると、こげている部分も導通しているが、恐らく抵抗が増えていたりするため、たまに変な動きをしていたと推測。

交換に踏み切りました。とりあえずオーナーも直っているといっておりますので、やはりここが原因だったということでした

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コメント

  1. sho5 より:

    プリント配線基盤だけって部品設定があるんですね。てっきりメータアッセンだと。
    マイカーですけど同じように燃料計が安定せず、燃料計を取替えたりそれに付いている
    ダイオードを交換したり、原因判明に1年かかったことがあります。
    目には見えないプリント配線のクラック断線でした。
    ジャンパー線ハンダ付けで対応しましたが、部品設定あったとしても車両がレトロ化進行
    していたので入手できなかったでしょう。自分の話になってゴメンナサイ。

  2. MHO より:

    おそらく今の車は基盤の設定はないと思うんですよね。昔のメーター電球がLEDになる前までくらいだと思います。