スズキ アルトが修理で入庫。
修理内容は、燃料メーターが変だということ。
燃料メーターが変といっても、どのように変なのかというと満タンに入れても満タンを表示しなかったり、たまにメーターの指針がぴょこぴょこするといった内容です。
タンクのゲージユニットを点検したら、とりあえず可変抵抗は悪くないのでメーターのほうが怪しいとメーターアッセンブリーを外してみたら不良箇所を発見
部品を注文した
交換する部品は
メーターの配線というのは、このようにプリントされた基盤を通してつなげられている。ここに不良箇所があったので交換することにした
ということでアルトのメーター基盤交換です。
まずはメーターASSYを取り外します
各メーターの取り付けネジを外して基盤を抑えるもの全てをフリーにする
電球の位置などは覚えていなくても古い基盤を見れば、電球のソケットがついていた部分に跡が残っているので、それを頼りにソケットをはめていく
試運転してみたが、変な動きはしなかった。
メーターの基盤は2600円。以外に高くない部品です。めったに交換をしない部品ですけれどご参考までに
ちなみにメーター基盤を交換した理由はこの通り、燃料メーターの付近に焼けた跡があった。
何かの接触不良だったのかもしれない。基盤の端っこ同士をサーキットテスターで導通試験すると、こげている部分も導通しているが、恐らく抵抗が増えていたりするため、たまに変な動きをしていたと推測。
交換に踏み切りました。とりあえずオーナーも直っているといっておりますので、やはりここが原因だったということでした
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
プリント配線基盤だけって部品設定があるんですね。てっきりメータアッセンだと。
マイカーですけど同じように燃料計が安定せず、燃料計を取替えたりそれに付いている
ダイオードを交換したり、原因判明に1年かかったことがあります。
目には見えないプリント配線のクラック断線でした。
ジャンパー線ハンダ付けで対応しましたが、部品設定あったとしても車両がレトロ化進行
していたので入手できなかったでしょう。自分の話になってゴメンナサイ。
おそらく今の車は基盤の設定はないと思うんですよね。昔のメーター電球がLEDになる前までくらいだと思います。