僕の車には数年前に取り付けた装置があります。
何かというと、デサルフェーターと呼ばれる装置です。
一般的にバッテリー延命装置として認知されてきています。このデサルフェーターを取り付けして、3年目になりますが感想を書いてみたいと思います。
まず装置として何をしているのか?
これはバッテリーの電気を使って、たまにパルスを発生させています。
どういうことかというと、ONとOFFを繰り返すようなパルスが、バッテリーのサルフェーションを除去してくれるからです。
巷で言われている、パルス充電器をバッテリーに直付けしたもの。と、考えてもらえればいいかなと。
いうまでもなく、バッテリーって一番劣化する原因になるのがサルフェーションです。
それを定期的に除去するから、延命させる装置になると。
では実際のところはどうだったのか?
正直なところ、デサルフェーターの効果はイマイチでした。他の人は絶賛している方もいるわけですが、僕の使い方だと延命には程遠い状態にあります。
これには使い方が問題なんだと思います。
デサルフェーターの効果を発揮できる人って、そこそこの頻度で車に乗る人ではないかなと。
僕は週に1回乗るか乗らないかくらいの生活をしています。乗らない時は、デサルフェーターは最初は駆動するものの、バッテリー電圧が下がってくると駆動を停止します。
そうしないと、逆にバッテリーがあがってしまいますので。
そうではなくて、せめて3日に一回くらい、バッテリーが満充電かかるくらいまで乗ってあげる。こういう頻度であれば効果が発揮できるんじゃないかなと。
つまり、ほぼほぼ不動車のバッテリーに取り付けておいたとしても、延命にはならないと。延命させたいのなら、デサルフェーターをつけて、定期的にバッテリーを満充電してあげる。
もう一つのデサルフェーターはシエンタにつけてあります。あっちは毎日車を使っているので、おそらく通常よりは延命できるんじゃないかなって。
デサルフェーターってつけてはいおしまい!ではなくて、やっぱり乗ってあげる必要もあるということですね。そこを勘違いすると効果がないとなってしまいます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。