カローラクロスにリコール!Nレンジでも車が動き出す恐れ

カローラクロスとレクサスLX600にリコールが出ました。

内容は何かというと、トランスミッション用制御コンピューターです。

自動変速機(トランスミッション)において、多板クラッチのディスク形状および駆動伝達に関する制御の検討が不十分なため、ニュートラルレンジにシフトした際にクラッチが切り離されないものがある。そのため、駆動力が伝達され、ブレーキペダルが踏まれていないと車両が動き出すおそれがある。

国土交通省HPより引用

文章を見てみると最初???と思いましたが、こういうことだと思います。

通常ATといえば、Nレンジに入れたらマニュアルと同じニュートラル状態になります。坂道などでは当然車が下がってしまいます。

そうではなくて、DレンジからNレンジにする時、マニュアル車の場合はクラッチを切って動力を遮断してニュートラルにします。

これが今回のカローラクロスの場合、DレンジからNレンジにした時にクラッチが切れていないと。

その間、動力が伝わってしまい車両が動き出すと。極端な話NレンジにしているのにDレンジのままみたいな、そんな状況になる可能性があると。

処置は制御コンピューターのリプロです。

カローラクロスのリコール対象台数は377台と、少数ですが早めにリコールは受けてください。

車を止める時はパーキングに入れるようにしてください。

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