軽自動車ながらオーバーホールなしで38万キロ?

なかなかすごい個体に出会いました。

まずはこちらをご覧ください。なんと38万キロです。

38万キロというと、うちの親父が昔ラルゴで叩き出した距離と同じです。

うちの親父は長野から東京を出稼ぎで毎週往復していたため、1年で走行距離が4万キロを超えていたんです。それで10年近く経過して38万キロと。

ディーゼルエンジンなら、なんとなく理解が追いつく距離です。が、この車は軽自動車です。

しかもびっくりなことにエンジンは消耗部品と油脂類を交換しているだけで、基本的にはオーバーホールしていないんです。

660ccのエンジンで、オーバーホールなしで38万キロ。

これはなかなか驚異的な数字だと。

オイル交換は3000kmごとにやっているようです。オイル消費はなく、規定量ちゃんと入っていました。

ターボ車なので、3000km。

それにしてもオーバーホールなしで660cc。

38万キロです。

軽自動車って、排気量が少ないので、ある程度高回転まで回さないといけない。そのため、排気量の大きいエンジンよりも使い込まれているわけです。

エンジンってピストンがシリンダー内を上下します。レシプロエンジンの場合。上下を繰り返せばそれだけすり減っていくわけです。

すごくいいオイルの油膜で保護しているのなら、シリンダーやピストンリングの摩耗もすくなくて済むかもしれませんけど。

汎用オイルを使い続けて、この距離ですからね。驚異的です。

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