エンジンというのは長い間使ってくると
スロットルボディやインテークバルブなどに
カーボンが蓄積されてきます。
そうするとスロットルのバタフライの閉じ方、
インテークバルブの閉じ方に問題が発生し、
吸入負圧が減ってきたりします。
それらが原因で、エンストやアイドリング不調なども起こしたりします。
なので、吸気系統をきれいに掃除するっていうのは
結構大切なこと。
てなわけでカプチーノのスロットル、インテーク掃除をしました。
今はインジェクションクリーナーとしても
売られている泡でカーボンを落とすにくいやつ。
作業する場所がないので、河原の駐車スペースで
エンジンルームを開けだすMHO。
ダイレクトにスロットルをきれいにしたいので
インタークーラーのパイプを外します。
ここにガソリンの汚れが蓄積されている。
エンジンを止めて、インタークーラーのパイプを外します。
そしてもう一度エンジンをかけて、
スロットルワイヤーで直にスロットルを手で開けつつ
泡注入。
途中エンジンが止まりそうになりますが、更にアクセルを開けます。
アイドルアジャストスクリューも外して
泡注入。
エンジンが止まりそうになるけどアクセル全開。
マフラーからは白煙がもうもうと出てきます。
これをガンガンと繰り返します。
キャブクリーナーはカーボンをてきめんに落としてくれます。
しばらく噴射しながらスロットルを開け続けて
インテークバルブもきれいにします。
ガソリンの汚れというのはかなりのもので、
10万キロ近く走ってくると本当にスロットルが汚れています。
それらを洗浄するって言うのも立派な整備のうちになります。
作業後はアイドリングが安定していました。
みなさんもお試しあれ。でも最近の車はスロットルバルブの清掃ができないものが多いので調べてからにしましょうね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。