豊田自動織機のエンジン不正で、ハイエースなど出荷停止!該当エンジンは?

最近この手の悪いニュースが増えてきましたね。

今回は豊田自動織機です。車と何か関係あるのかというと、この豊田自動織機はトヨタ車のディーゼルエンジンをつくっている会社なんです。

日野、ダイハツに続きトヨタでは関連グループとしては3社目の不正に当たります。

以下、トヨタが発表したコメントの一部を抜粋してみました。

トヨタが認証申請手続き用に豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験において、違反行為があったことが判明しました。出力試験時に、量産用とは異なるソフトを使ったECUを用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為が行われていました。該当するエンジンが搭載された車両は、グローバルで10車種(うち日本6車種)となります。

トヨタHPより引用

なお、これらのエンジンが不正をしていたとして、どの程度出力などに誤差があったのかを検証した結果、基準を満たした出力が出ているようです。

つまり、認証時に不正をしたんですが、工場出荷時点ではきちんとした基準に達していたようなので、取り急ぎリコールやら何やらの処置になることはないのではないかなと。

しかし、一旦は製造を中止しないといけないわけです。

では具体的にはどの車種でどのエンジンなのかなと?一番はハイエースシリーズの1GDですね。

ハイエースに搭載されている1GD、そして2GD、そしてF33Aの3機が該当になります。

1GDはハイエース、デュトロ、プラドに搭載されています。

2GDはハイラックスです。

F33Aはランクル300。

これらの中で、現行で新車製造しているものは出荷停止となります。

トヨタとしては、今年度は非常に好調に推移しているものの、周りに足を引っ張られる形となっています。

とはいえ、これだけの不正が今年度に一気に噴出したということは、逆にまだまだ何かあるんじゃないのかなって疑いも出てきてしまいますよね。

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