整備をしているものの立場から言うと、スマートアシストなどADAS関連の警告灯が点灯した!と言われると若干身構えてしまいます。
普通のエンジンチェックランプなどのメカニカル系統とは違い、ADAS系統になるとまだまだ作業経験が浅い。
そしてレーダーやらレーザーやらその辺りの不具合が出てくると、手間なエーミング作業も必要になってくるからです。
エーミングというのは、レーザーやレーダー、カメラなどを調整する作業です。
これらのセンサー類が正確な方向を向いていないと、自動ブレーキなどに不備がでるからです。特定整備やらOBD車検というのはこの辺りの技術に向けられて、配備されているものになります。
本日はスバルのサンバーで、ADAS関連のランプが点灯したというご相談です。
写真を撮り忘れましたが、この辺りの警告ランプです。
ビックリマークやら車線逸脱OFFなどなど。
サンバーの場合、ダイハツのOEMなので、ハイゼットと同じです。スマートアシスト警告ランプですね。
サンバー・ハイゼットでスマアシ警告灯が点く原因は?
それでは、どんなことが原因でスマアシ警告灯が点灯するのか?
原因は様々ありますが、サンバーやハイゼットで比較的多い症例がこちらです。非常に簡単な原因です。
スマアシ警告灯が点灯したら、ダイアグノーシスにコードが残って読み取るとこんなコードの場合があります。
C1207 PCS用バックランプ信号断線
これの意味は何かというと、非常に簡単です。
バックの電球が切れていると、回路として異常になり警告灯を点灯させます。
ぱっと見フロント周りに異常がなければ、ひとまずバック球がちゃんと点灯しているかどうかを確認してみてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。