営業から、お客さんのデミオのエンジンがかからなくなったから引き上げてくるという相談。
現車を営業が確認したら、5年ほど交換されていないバッテリーが原因ではないか?という情報をもらいました。ブースターをつなげて、キーを差し込んで乗ってきました。
なぜかキーを差し込んで持ってこられたデミオ。
どうして、キーを差し込んできたのかなと聞いたら、ノブでは回らなかったという。
キーレスを操作してみると、反応はしていてインジケーターも光っています。
しかしちょっと気になったのが、インジケーターの光がなんとなく暗いような気がしたこと。
とりあえず、バッテリーを測定。
5年ほど経過しているバッテリーの割には健全性が56パーセント。
これでセルが回らない?というかキーが回らない?
気になってみて、最初にスマートキーの電池を変えてみました。すると、ノブが回るようになり、エンジンがかかりました。
どうやら、原因はスマートキーの電池が不良ということでした。
微妙なのがキーレスのインジケーターが赤く点灯していたこと。ですが、電池を交換前と交換後ではそのインジケーターのランプの明るさも変わっていたことです。
まあよく考えればわかるんですけど。バッテリーダメならキーを差し込んでもセル回りませんからね。
バッテリーも古かったので、交換させてもらいました。
冬になるので、交換しておいた方が万全です。
メモリーキーパーでバックアップしながら作業しました。Q-85というバッテリー、重たくてなかなか持ち上げられませんでした・・。
GSユアサ ER Q-85 / 95D23L ECO.R Revolution 国産車バッテリー アイドリングストップ車対応 GS YUASA ジー…
インジケーターランプの暗さの違いはYouTubeショートやインスタに動画であげてあるので、気になる人はみてみてください。
違いに気がつくかな?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。