ワゴンRに乗ってる人から、カーブ曲がるとガガガという音がするということで相談を受けました。
カーブを曲がってガガガ音がするのって、大体2つの原因があります。
1つ目はドライブシャフト。これはガコガコといった音が発生します。音が発生する原因は、ドライブシャフトブーツが破けた状態で走っていると、中に水が付着したりして錆びる。
それが原因で負荷をかけた時にジョイントから異音が出てしまう。
音が出てからドライブシャフトブーツを交換しても、音は止まりません。
もう一つの理由はスズキ車でトラブル多発しているビスカスです。
これは4WDの車に限りますが、プロペラシャフトのちょうど真ん中に位置するビスカスが壊れるとカーブを曲がった時に異音が発生します。
ビスカスの交換はリビルトをつかって5万円くらい
ビスカスの役割は何かというと、前輪と後輪の回転差に対して作動制限をしている部品です。
カーブを曲がろうとすると、前輪は舵をとりますが、後輪は追従するだけです。
前進の時とは違って、回転差が生じます。それをビスカスが吸収していると。完全に壊れたら、おそらく4WDにならなくなるか、その逆でフルタイム4WDのような挙動になるでしょう。
このビスカスがよく壊れます。
修理は大体リビルト部品への交換です。保証が付いたリビルト部品は純正の半額ほどで買うことができます。
とはいえ、それでも工賃を含めると5万円くらいになります。
新品で修理すると8万円以上はかかると思います。
最近のスズキ車は部品の精度がよくなったのか、ビスカスが壊れることはすくなくなりました。
一昔前のスズキ車でカーブを曲がるとき異音がする4WDの車はビスカスが怪しいです。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。