本日はメーターのインフォメーションについて。
先日、いすづのエルフの整備をしました。それは、水抜き警告灯が点灯してしまったというもの。
ディーゼルは燃料ラインとエアクリーナーが命になってくるので、燃料ラインに水が入ってはいけない。
なので、ガソリンエンジンよりも燃料フィルターの交換には気を使わないといけないんですよ。
でもって、エルフですが走行が30020kmでした。燃料警告灯点灯ということで、燃料フィルターを交換しましたが、実はそれだけでは警告灯は消えません。
この車両は3万キロ走行時に燃料の水抜き警告灯を点灯して、そろそろ燃料フィルターを掃除や交換してくださいよとオーナーに促すシステムになっているのです。
なので、リセットをしてやらないといけないんですよ。
このようにメーターインフォメーションということについて、他に上げてみるとタイミングベルト交換警告灯もその一つ。トヨタのハイエースなどに搭載されていて10万キロを超えると点灯します。タイミングベルトを交換してもメーターの警告灯は消えない。
これもリセットの方法があるんですよ。それはメーターを外して、メーターの裏についているリセット用のネジを外して付け替えるだけ。
その他にメーターインフォメーションで上げると、VW関連がそうですね。ある程度の距離を走ってくると、サービスナウ!といった表示がメーターに現れます。これはこれでイグニッションキーをオンにするたびに点灯して目障りなんですが、これは整備を受けてくださいというインフォメーションなんですが、昔の形式のものは手動でリセットができたんですが、最近は専用のテスターがないと駄目。
このように、メーターから発せられるインフォメーションというのはなかなか重要なものがあります。
はて?この警告灯はなんだったっけ?と思ったらとりあえず取扱説明書を読んでみることをお勧めします。
こういう時じゃないと説明書なんか読まないでしょう?
というわけで、メーターインフォメーションについてでした。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。