トヨタのハイブリッドに乗ってる人で、このようなランプがメーターに点灯した場合、何が起きているのか?
メーターにこんなインフォメーションが出たら、ちょっとびっくりしますよね?
今日入庫してきたカローラフィールダーもそうでした。
実はこれ、気をつけてればなんて事のないものなんです。
気の利く整備業者なら車検時に掃除をしたりしているとは思います。結果を先に書くと、ハイブリッドバッテリーのファンについてるフィルターが目詰まりを起こしている。
掃除すればいいんです。
ハイブリッドバッテリーのフィルターとは?
トヨタ系のハイブリッドは多くがリヤシート付近にハイブリッドバッテリーがついています。
そのハイブリッドバッテリーには実はファンがついていて、充放電を繰り返す事で温度上昇するバッテリーを適温に保持しています。
今回はまだ65000kmにも満たない状態の車でしたが、警告されました。
ハイブリッドバッテリーのファンは車種によって付いているところはまちまちです。カローラフィールダーハイブリッドの場合は、助手席側のリヤシート下。
パネルを外すと見えます。
こちらが空気を取り入れているフィルターです。埃がびっちりと詰まっていて、とても空気が取り込めないようになっています。
フィルターの裏側。
これが原因で、ハイブリッドバッテリーの温度が上昇してしまっているというわけです。
中はこのようになっています。
ついつい忘れがちになる場所ですが、この警告が点灯すると、診断機を使ってリセットをしてあげないと消せない車種もあるので注意です。
警告が点くまえに掃除をするのがベストですね。もしこの警告が点灯したら、もしかしたらファンモーターが壊れている可能性もあるので、アクティブテストでファンがちゃんと回ってるかの確認をするのがベスト。
電動エアダスターでも十分に掃除できます。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。