昨日、ダイハツからまたも大幅なリコールが発表されました。
内容は以下の通りです。
リコールNO.5321
燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
国土交通省HPより引用
どこかで聞いたような内容だな・・・と思って調べてみたら、やはり。
これは令和3年6月24日付で出されたリコールNO.4978と同じものになります。あの悪夢とも言える95万台リコールです。
その対象を拡大したと。
走行中止まってしまうまえに早期交換を!
この燃料ポンプトラブル、実際にエンジンが停止してしまったお客さんも何名かいます。
もしかしたら、前回のリコールが終わって、今回のリコール対象車でエンジンが止まってしまった人もいるかもしれません。
その時に有償で修理をしていたら、修理業者に問い合わせてみてください。メーカーが返金に応じてくれる可能性があります。
厄介なのが、前兆があまり感じられずに止まったりするので。走行中止まったら困るし、出先で止まっても困る。
今回の対象車はOEMのトヨタ、スバルを含めると147042台となっています。
リコール通知が来たら早めに処置を受けてください。この内容のものなら、正規ディーラーだけでなく副代理店と呼ばれるお店でも対応が可能になると思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。