電動パーキングブレーキを採用している車、増えてきました。
軽自動車であっても採用しているモデルもあります。電動パーキングのメリットはたくさんあります。
例えば急な坂道の時、オートホールドにしておけばアクセルを踏んだ瞬間に解除ができる。つまり坂道でほぼ下がることなく発進ができる。
そして、オートクルーズコントロールでは、前走車にさまざまな速度域で追従することができます。
車のコンピュータがブレーキを制御できるということが最大の強みになります。
サイドブレーキを引きっぱなしで走ってしまうなんてヒューマンエラーを防止することだって可能です。
では、この電動パーキングブレーキ構造はどうなっているのか?
こちらはホンダの電動パーキングブレーキです。
上についているシリンダーはホイールシリンダーです。ブレーキペダルを踏んで発生させた油圧でブレーキシューを広げています。
これが従来のドラムブレーキ。
電動パーキングブレーキは下部いついているものです。
電動パーキングはこの部分です。ここはモーターになっています。
室内の電動パーキングスイッチをONにすると、こちらのモーターが動いてブレーキシューを広げてブレーキをかけます。
かなり大きなアクチュエーターです。
まだこの電動パーキングブレーキの故障に遭遇したことはありませんが、壊れたらそれ相応の修理代がかかってくるんだろうなと。
中身を分解したことがないので、想像ですが、油圧のホイールシリンダーに比べると、使わないで固着する頻度は低いだろうなと思いますが、モーターって故障し始めると頻繁に症状がでたりするので、注意が必要ですね。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。