キャンター、エンジンがかからない!セル不良の場合はリレーも交換を

前にあったことなので、学習しています。

トラックのキャンターで、エンジンがかからないという依頼です。話を聞いてみると、どうもセルモーターが回っていません。

単純にバッテリー上がりの可能性もあるし、セル本体の可能性もある。もしかしたらイグニッションスイッチかもしれません。

以前、バッテリーの問題ではなく、セルモーター本体の問題が高い時、リビルトへ交換したことがあります。

そうしたら、なんとセルモーターに何やら小さなリレーがついていました。

リビルトにはこのリレーがついておらず、その日はとりあえずセルモーターのみを交換して納車。

1週間後、症状が再発。問題はリレーにあったと。

キャンターのセルモーターって、縦置きエンジンですがなかなやりにくい場所にあります。

セルが回らない場合、リレーも同時交換を!

そもそもリビルトのセルモーターに、リレーがついてこないということが問題でした。

ほぼ一体型といった形状なのに。

この手の車の場合、毎日運行することがほとんどです。エンジンがかからないというのは仕事にとって死活問題につながります。

ピンポイントで時間をかけて診断するのももちろんですが、ある程度は予防の意味を込めて疑わしいところは交換していかないとだめですね。

ちなみにイグニッションのスイッチですが、乗用車に比べてかなり大きいです。

そして、高い。2万円オーバーです。

走行距離が15万キロを超えていたので、取引先の会社に相談して今回はセルモーターとリレー、イグニッションスイッチの3点を交換することにしました。

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