結構長いタイトルになりましたが、そのまんまです。
お客さんからごくたまに、エンジンをかけようとするとギヤ鳴りを起こすという相談を受けました。
ギヤなりと言えば、サンバーのリングギヤが非常に有名ですが、今回はミニカです。
ミニカでセルモーターのギヤなりが発生したケースに遭遇したのは初めてです。
とりあえず、本当にセルモーターのギヤ鳴りなのかを再現してみるところから。
実際に動画でおさめてきましたが、なかなかすんなりと再現できたように見えますけどこの間相当なクランキングをしています。
50回くらいしたら出ました。
ギヤ鳴りをしているセルモーターを外してみる
では、ギヤなりを起こしたセルモーターを外してみました。
この場合、50回に1回の頻度で発生したので、セルモーター側にはそれほど影響が出ていませんでした。
ほんの少しピニオンギヤが丸くなっていましたが、問題はドライブプレートの方です。
ATの場合エンジンのクランクシャフトのリヤ側にリングギヤの代わりにドライブプレートが付いてます。
セルモーターとギヤをかみ合わせることでクランキングしています。
ただ、エンジンを停止すると大体3パターンの位置で止まるのです。
何でかというと、3気筒エンジンなので、エンジンに圧縮がかかるとそこが抵抗になる。つまり圧縮がきついところでブレーキがかかり、特定の場所で止まると。
おそらく50回に1回遭遇する異音はこの位置ではない場所の、ドライブプレートのギヤが欠けてきているのだと思います。
とりあえず修理するにはミッションを降ろさないといけない為、日常使いに問題が出るまではそのままとなりました。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。