タイトルのままです。エンジンをOHしないで一体何キロ走ることができるか。
それを体験してみたい。話で聞いているだけでは分からないので、自分で実際に走りたい。
大体国産エンジンの寿命は、エンジンの開発者うんぬんで30万キロと雑誌に書いてあることが多いですね。では、OHなしでどこまで走れるのだろうか?
エンジンをOHしないということは、どんどん圧縮が抜けていくわけですね。
つまり圧縮が低くてエンジンがかからなくなったらアウトということになりますが、それを試すには日本ではちょっと厳しいかなと。
さすがにノンオーバーホールで使い続けると、シリンダーヘッドまでは開けたとしてもオイル上がりが発生して排ガスが通らなくなるかもしれない。これじゃ公道は走れない。ノンオーバーホールとはいえ、オイルが漏れてきたら困るので、ヘッドまでは開けて消耗品はかえるまではよいと思っています。
一番はバルブステムシールの交換と各オイルシールの交換。ステムシールはやはり排ガスに直結するパーツです。各オイルシールはオイル漏れが発生して車検に通らなくなるかもしれない。
つまり腰上まではある程度手は入れるが、ピストンリングにいたってはノーメンテナンス。
この条件で一体どこまで走れるのか時間とお金が許す限り試してみたいなぁと。
やりたいと思っていても時間がなくては駄目。部品供給にもある程度の時間制限があるので純正製造されなくなったら距離は飛べなくなっちゃいますからね。
もっと日本のメーカーは部品供給のラインを長くしていただければうれしいんですけどね。
世間では古い車は敵とされ、エコ換えなどといった風潮にありますが、やはり長く使うということが
一番なんですよ。車にとっても自分にとっても。
愛着のわいた車って、他人から見たら鉄くずみたいなものだけど本人にしてみては本当に大切な大切な相棒なんですからね。
オヤジが昔37万キロ走ったラルゴを見ていた視線というものは誇らしげな目だったのを本当に良く覚えています。
エンジンのメンテナンスは1にも2にもオイル交換につきます。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。
コメント
JB1 ライフ 489742km
仕事で使っててガンガン踏み込んでブン回してたみたいで、1度だけヘッドはO/Hとオーバーヒートもあったため面研しました。
通常走行でオイル管理と冷却水管理が徹底されてれば、エンジンのトラブルは皆無に近いと思います。
どちらかといえば、オルタネーターやフューエルポンプなどの突然死のほうが早い気がしますし、ショックアブソーバーは定期的に交換したほうがよさそうな気がしました。
48万キロ!?
僕が今まで見た最高のオドメーターは37万キロなので、その遥かに上ですね。
しかも軽自動車でというのが凄いです。
ホンダのバイクですが88年式、水冷単気筒250ccで、現在13万キロです。
エンジンはノンオーバーホールです。燃費も当初と変わってません。
オイルは6000キロか10ヶ月に一回早いほうで交換。
毎回4リットル980円の安物の車用の鉱物油をつかってます。
参考になれば。
修理屋35歳さんの書かれている通り、普通のメンテナンスをしていれば、エンジンの寿命より他の故障が多くなって手放してしまうオーナーがほとんどではないでしょうか。
エンジン自体は20万キロは走れるように設計されていると聞いたことがあります。
バイクで13万キロという距離もなかなかすごいですね。
しかも特別なオイルを入れているわけでもなく、安物鉱物油で問題なく13万キロに到達できているということは
とてもコストパフォーマンスが大きいですね。
いつも楽しく拝見させていただいています。
名も無き36歳のおっさんさんには全然及びませんが、私の単車も250cc水冷Vツイン95年登録21年目で48,000KM走行を超えたところです。自分は北海道なので、半年走行で半年休眠状態ですが、年一回または3,000Kmのどちらか速い方でオイル交換です。オイルは某単車屋のオイルリザーブなのでエルフのSGグレードだったかと。同形式のエンジンは以前バイク便で使用しても10万キロくらいはほとんど故障したのを見たことがないと聞いています。自分の個体もアイドリングが微妙にバラつくくらい(キャブ原因とわかっています)で全く問題なし。
単車用エンジンなのであれですが、メンテンナンスのサイクルはずっとおんなじ感じです
スズキ125CCエンジン(常用回転域5000prm程度Max10,000prm)
→10,000走行付近で排気に黒煙がではじめる。
カワサキ250CCエンジンパラレルツイン(常用回転域7,000prm程度Max15,000prm)
→35,000km走行付近でヘッドからタペット音
そんな調子ですので、エンジンに関しては、少し前のホンダのエンジンはものすごく丈夫な印象があります。
ご参考になれば。
お客さんのバイクで車検の時に最長の走行距離は10万キロを超えていた車体がありました。
バイクで10万キロって果てしないですね