急に車が止まってしまったら

2015/4/8 2015/4/8 エンジン

もしあなたが走行中、急に車が止まってしまったらどうしますか？
まぁ今の超電子制御時代の車、パタッと止まっちゃったら大体自分での復旧は難しいと思います。
もし急に車が止まってしまったらまず冷静になりましょう。

①どんな状態で車が止まってしまったかを把握する。
走行中にエンジンが停止してしまったのか、それとも信号待ちなのか、駐車場での再始動ができないのか？
②異常を感じなかったか？またはどのような異常だったか？
エンジンが止まるまで、何かのチェックランプが点灯していたとか、ボンネットから煙が出たとか
エンジンが調子悪くなって止まっちゃったとかその時のことを冷静に思い返してください。
③明らかに外的異常でないなら再始動を試みてみる
外的な異常というのは、クラッシュとか、燃料漏れの臭いがするとか、クーラントが漏れているとか
煙がもくもくしているとか。そういう場合はもう車から降りていたほうがいい。

それらの異常を察知しなければ、どのようにエンジンがかからないかを確認しましょう。
キーを回してみる。キーを回して電源が入るか？セルモーターを回してみる。セルモーターは回るか？
セルモーターが回るのであれば、エンジンに少しでも火が入ってぶすぶす言うか？
これらの情報を整頓して、それからいつもお世話になっている自動車整備工場へ連絡する。
こうすると、現場ではどのようなものを装備して行けばいいのかが分かりとても助かりますしもしかしたら現場での復旧も出来るかもしれない。

今の時代車が急に止まってしまったら、身の危険を感じない範囲で冷静に対処した方がいいと思います。
そのほうが結果的に時間がロスしなくて済みますからね。
前、エンジンがかからないらしいからブースターを持ってお前行ってこいと先輩に言われた。
先輩は問診をしなかったらしく、バッテリー上がりだと踏んでいたらしい。しかし僕はその車の整備暦をパソコンで照合。バッテリーは交換されたばかりだった。では何故エンジンがかからないか？
バッテリーを交換してエンジンがかからない。僕は一応その車に搭載されているプラグを装備、工場に在庫してあったファンベルトも装備していった。そうしたらセルモーターは回る。
プラグがかぶっていただけだった。当然その場でお客さんに事の次第を説明して出張料金と部品代を
請求してその場で整備は終了。

現場で直るなら直ったほうが良いですよね。そういうことも含めて情報を整備工場へ伝えると結果的に修理が早くなって自分にとってもプラスになるかなと思います。