新型のシエンタが納車になって、しばらく乗ってみた感想です。
今日はエンジンについて。
今までもハイブリッド車や電気自動車などには、何度も乗ったことがありました。
しかし、自分の家の車がハイブリッド車になり、乗ってみると改めて実感したこと。
それはハブリッドカーのエンジンについて。
今トヨタのヤリスやアクア、シエンタにカローラなど。
ハイブリッド車に搭載されているうエンジンは新世代となった3気筒エンジンのM15Aというエンジンです。
うちはもともと初シエンタに乗っていて、1NZという4気筒エンジンでした。
1NZと比較すると、M15Aの3気筒エンジンは賑やかです。なんだろう・・・、EGRの音なのかドコドコドコドコといった結構な音がするんです。
ハイブリッドカーって、冷間時などは燃費節約のためにモーターで始動します。なのでスタートスイッチをオンにしてすぐにはエンジンがかかりません。
走行している最中どさくさに紛れてエンジンを始動するために、乗ってる人はエンジンがかかったのか分からないように工夫されています。
実際に奥さんに運転してもらって、助手席で観察すると
僕「あ、今エンジンかかったよ」
奥さん「え?そんなのわからなかった」
と、このような会話になりました。日常使いではあまり気にならないんでしょう。
ただ、ボンネットを開けてエンジンをアイドリングさせるとなかなかの音です。
そして、助手席に乗りながらじーっと観察していると、非常に細かくエンジンを始動したり停止したりを繰り返しているのがわかります。
ハイブリッドカーのエンジンはシビアコンディション
メーカーによっては、ハイブリッドでもセルモーターを持っているものがあります。
トヨタハイブリッドシステムの場合は、昔のプリウス時代からセルモーターはありません。どうやってエンジンをかけているのかっていうと、ハイブリッドモーターをセルモーターの代わりにしているんです。
なので、ギヤのかみ合いでエンジンをかける通常のエンジンに比べて、クランキングが非常にスムーズです。
エンジンがかかった瞬間を判別するのは、運転中だとわかりにくいようになっています。
逆にエンジンが停止したりかかったりを通常のアイドリングストップ車以上に行っているため、完全暖機に至るのが時間がかかります。
M15A型エンジンは、オイル交換時期を15000kmまたは12ヶ月ごとと設定していますが、もっと早めに交換したほうがいいです。絶対に。
これって、エンジンにとっては普通に使っていてもシビアコンディションに該当するんじゃないかって。そのくらいストップアンドゴーが多いです。
M15Aの3気筒エンジンは通常のガソリンエンジンにはバランサーがついているようですが、ハイブリッドに搭載されているものは付いてないようです。
それがまたいい振動や騒音になっているところもありますね。
特に充填されてるオイルが0W-8という超低粘度オイルなので、これもまた振動をダイレクトにしている気もします。
ハイブリッドカーのオイル交換は最低でも半年ごとにやったほうがいいと思います。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。