とうとう新型のシエンタが納車されました。
今回は、現役整備士目線で何故新型シエンタを新車で買ったのか、その経緯などを書いてみます。今シエンタを買おうと思ってる人の参考になればと思います。
うちが買ったのは、MXPL15Gという型式のシエンタです。7人乗りのハイブリッドグレード派Z、E-Fourです。
新型のシエンタを購入する前に、そもそも何故車を買い替えることになったのか?今も初代シエンタを家族の車としてつかっています。同じく7人のりの4WD。
奥さんが乗ってる車ですが、度々YouTube動画にも上げていますが、走行距離が9万キロほど。20年落ちといったところです。
故障も何カ所かしています。フロント左のパワーウインドウがおかしいこと。ヒーターコントロールがおかしい事。集中ドアロックが壊れている事。
ただ、走行面で致命的な故障は今まで何一つありませんでした。要するにまだまだ乗れる状態の車です。
整備士をやってるので修理しながら乗れよ!という話になりますが、人生において前向きになる生きがいやら働き甲斐などを考えたとき、これでいいのかなって。
特に訪問介護で毎日飛び回ってる奥さんも、毎日毎日くたくたになるまで働いて、このまま時間が過ぎていくのかなって。そう感じてきたんです。
そのタイミングで、長男の進路が去年決まりました。
私立の四大に合格したんです。その時は、今年からの生活は仕送りをしながら、積み立ててきた学資保険を使い、なんとか卒業させることはできるだろうなと。
そういう見通しもあったので、進路についてはウダウダ言わず本人の意思を100%尊重したんです。すると、彼は四大の合格を蹴って、県内の職業高へ進学。県立なので、学費も1年間で40万円もかからないところでした。
これにて使う予定だったお金が浮いたんです。その時ふと考えたのが、奥さんの車を新車にしてあげたらどうかなと。
そこから車種選びを開始しました。
家で使うことを考えると、親を乗せることもあるので7人乗り以上は絶対必須。そして、奥さんが訪問介護をマイカーでしているので、ノア・ヴォクシー・ステップワゴン・セレナクラスのミニバンは大きすぎて駄目。
となると必然的にシエンタかフリードになります。そんなタイミングで、シエンタが新型に切り替わる情報を去年の春先にキャッチしました。
目次
シエンタを注文したのはデビュー直後の8月
今シエンタを注文しても1年くらいかかると言われています。僕がオーダーを入れたのはいつだったか?
これは先行予約が終わって、正式デビューした翌日です。
どうしてそんなに早いタイミングで注文したのかというと、納期のことを考えてです。
先行予約でオーダーを入れることも可能だったんですが、トヨタから提示されていたオプションがよくわからなかったんです。
車にはメーカーオプションと言って、新車を買うタイミングでしかつけられないオプションがあります。その内容を吟味してからじゃないとオーダーを入れられなかったのです。
なので、新型がデビューしたその日の夜にメーカーオプションを全て決めて、トヨタに注文しました。
8月に注文して、11月納車です。街中ではたまに新型のシエンタを見かけるようになりましたが、まあ早い方です。
トヨタって現在相当なバックオーダーを抱えています。とにかく早く車が欲しかったら、新型車が発表になって先行予約がスタートした瞬間にオーダーすること。
これが一番早く納車につながります。それを体感でわかっていたので、自分にとって一番早いタイミングでオーダーを入れました。
グレードはZのハイブリッド E-Fourにした理由
ここからはどうしてグレードZのハイブリッド、E-Fourにしたのか?
まず最初に考えていたのは、グレードはGでも良かったんです。しかし、Gを選ぶと納期が延びる事がカタログに書いてありました。
納期優先で最上級グレードのZにしました。毎日介護カーとして50km以上稼働する車なので、最初からハイブリッドにしようと思っていました。
そして、降雪地帯なのでE-Fourです。4WDにどの位助けられてきたか。
FFだと、雪道でスタックしたら抜けられない地域にも出かけないといけないので4WDをチョイスしました。
気になるメーカーオプションはシンプルです。災害用のアクセサリーコンセントをつけました。こちらもつけないと納期が延びるという理由もありますが、そもそもうちはオール電化なので、停電時に役に立つから最初からつけようと思ってました。
そしてコネクテッドナビ。これはずっと使えるタイプじゃない方です。まあ最初だけは付けておいて後で更新はしなくていいかなと。
どちらにせよスマホをつなげてナビは使うので。
あとは寒冷地仕様。これだけです。天井サキュレーターとかはつけませんでした。ステップワゴンにも天井サキュレーターついて便利だなと思いましたが、まあ今回はいらないかなって。
シエンタとフリードを天秤にかけるまでもなくシエンタだった
最後にシエンタとフリード。競合する2車種ですが、何故シエンタだったのか?
最大の理由は新型のシエンタに切り替わったこと。先代シエンタと現行フリードだったら相当悩んだと思います。
新型のシエンタと現行フリードでは性能がそもそも雲泥の差です。
それだけ新型シエンタのスペックが高い。
3列目シートの格納方法なども、シエンタの方法が気に入っています。2列目シート下へ滑り込ませるんです。
多分フリードが新型になったとして、天秤にかけたとしても僕はシエンタを選んだと思います。
理由はホンダのハイブリッドシステムよりもトヨタのハイブリッドシステムの方が自分に合っている。そして数値的にトヨタの方がやはりスペックが高いからですね。
今のフリードと新型シエンタを比べると、絶対新型シエンタをお勧めします。フリードを迷ってる人は新型が出るまで待って、比較したほうがいいです。
スタイリングが好きという理由なら現行型フリードもありですが、性能面や使い勝手を考えるのであれば、新型フリードがデビューしてから考えてください。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。