バッテリーの延命装置として、デサルフェーターというものを自分の車に取り付けてテストをしています。
健全性が15%のバッテリー、これがデサルフェーターの取り付けでどの程度回復するのかを毎日観察しています。
サルフェーションを除去して、バッテリーの状態を回復してくれるデサルフェーター。
日を追うごとに、健全性のレベルが改善しています。
ここで、バッテリーを充電してみたらどうなるのか?試してみました。
サルフェーションを除去して、電気を蓄えられるか?
デサルフェーターはバッテリーの電気を使って、パルスを発生させ、サルフェーションを除去します。
なので、毎日車に乗っていないと駄目なんです。
僕は毎日乗るとしても通勤だと、乗る距離が短いため、充電してみたらどうなるのか?
試してみました。
家にある充電器を使って、通常モードで充電。充電レベル100%になりました。
翌日、バッテリーテスターを当ててみたら興味深い結果になりました。
昨日バッテリーを満充電かけました。
そして、バッテリーテスターを当ててみたら、こうなりました。
なんと健全性がさがっています。
僕の想像だと、夜に充電をしたことでデサルフェーターも作動。より多くの電気を蓄えているはず・・。
充電量はもとより健全性も上がっているはずだと。
しかし、結果はまさかの健全性がダウン。要交換判定です。
健全性というのはCCA規格値と、CCA測定値の比と、バッテリーの充電量からはじき出される数値です。
バッテリーの健康状態を表す数値になります。これが上がってこないことにはバッテリーが回復状態にあるとは言えません。
まさかの健全性がダウン。
この結果を受けて、明日は車を使わないでおこうと思います。
丸一日車を使わないで置いたら、今度は健全性がどうなるか?また計測してみます。
バッテリーのデサルフェーター、なかなか奥が深いです。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。