整備の仕事とプライベート

好きなことは仕事にするなとはよくいったもの
好きなことはプライベートで。あまりその世界を知りすぎると良くないんだからということでしょうか?
我が社では最近は自分の車両を持ち込んで整備するのが余りいい目でみられなくなってきました。
僕はもう数年前位から会社で自分の車を整備はしないようにしてきています。
やはり上司の目もあるからね。車検の時だって殆ど何もやらない。下回りの洗浄と塗装。それとブレーキオイルの交換位ですね。あとは全てプライベートで自宅にて整備作業をしています。

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会社にはタイヤはおろか自分の車の私物は何もありません。
何気に僕はプライベーターなんですよ。タイミングベルトの交換位なら自宅で十分事足ります。
プライベートで車いじりをしていると思わぬ苦戦を強いられることがたくさんあります。
しかしそれがいい経験になったりもするんですよ。同僚は文明の利器に慣れ親しんだせいもあり、
リフトが開いていないと作業ができない時も見受けられます。
が、僕は大型だろうが何だろうがリフトがない場合はサッサとウマをかけて持ち上げて整備しています。
大型はリフトに上がらないものもたくさんある。クリーパーで下に潜っての
整備なんか体がふつうに当たり前になっています。
何故なら自宅ではいつもこのスタイルだからだよふふふと。
出張修理なんかも僕は得意。なんとか応急処置を施して工場に入れるのもプライベートで
道具も設備もない作業をしているから。
僕の中の整備士って頭のどこかにウマをかけてクリーパーに寝そべって真っ黒になって
整備しているというイメージがあるからかもしれない。
好きなことは仕事にしてはいけないは僕にとっては正論ではなかった。
技術も磨けたしいろいろ学べた。この仕事をしていて良かったなとつくづく思います

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コメント

  1. 修理屋35歳 より:

    最近、会社で自分のクルマのメンテナンスや車検に時間をかけかれられないのはおかしいと思ってます。
    今まで勤めてた会社とかで、社長やその家族なんかのクルマを整備させられたこととかありますが、その時間はOKで従業員はNGになるのは矛盾だと思ってきました。
    医者のなんとかと同じで、自分のクルマいい状態に保っていることは、この仕事をやっている以上重要なことと考えています。なのでその時間を作ることは作業スケジュールの中に入れていますし、休日は休日でしかできないことがあるので、それに当てる時間として使うことが重要だと思っています。

  2. MHO より:

    まさにその通りだと思います。
    そして、自分の車も12ヶ月点検の時期になってきているので、点検しないと・・。
    会社にお金を払って、自分で点検・・。
    仕事が忙しい時など、さっさと済ませて点検料は満額会社へお支払い。ちょっと虚しくなる現実ですね。

  3. 修理屋35歳 より:

    お客さんのクルマで試すのは、劣悪コンディションの場合のみの一か八かの賭けのみにしてるので、コンディション向上になりそうな添加剤類や純正部品と社外部品の差の検証や、格安タイヤや格安汎用品などの良し悪しは、自分のクルマや代車でデータを取ることがベストだと思っています。
    仕事である以上、自分のクルマが優先になることはないと思っているので、これから先自分の他にも一緒に働いてくれる人が出てきたときは、同じようにやってもらいたいと思っています。

  4. MHO より:

    とりあえず自分の車というのは実験台みたいなところはありますよね。
    家族の車の車検とかって、困ることがあるんですよね。自分でも思っていないような部品交換が必要だったりすることもありますからね。