続報は?レヴォーグCB18エンジン不具合をディーラー担当者に聞いてみた

レヴォーグが欲しいんだけど、生産が止まってるんだって?

と、とある人から言われました。欲しいと言われても、現在生産は停止しています。先月からエンジンのセンサに不具合が見つかったという事で、CB18エンジンを搭載しているレヴォーグ、フォレスター、アウトバックの生産が止まっています。

いい加減どうなってるんだ!と、以前レヴォーグを買ってもらったお客さんからも、お叱りを受けてしまっています。

とはいえ、続報が全くスバルから出てこないので、何が悪くてどうなるのかなど答えようがありません。

そんな中スバルのディーラー担当者にCB18エンジンの不具合問題を直球で聞いてみました。

すると、

「まだメーカーの方から対策方法について、確立ができていないと聞いている。リコールなどの案内は6~7月頃になるかもしれない」

とだけ、教えてもらえました。正直に答えてもらってるのか、話を濁されてるのかは不明ですが、5月19日に聞いた内容です。

EGRセンサの不具合っていうのはどうなるのか?

ネットなどに出回っている情報を読んでいくと、EGRのセンサに不具合が出ているのではないか?という意見が数多く出ています。

ちなみにCB18エンジンのEGRコントロールバルブは写真の真ん中にある部品です。

そして、これを制御しているセンサがEGRプレッシャーセンサー。

EGRプレッシャーセンサはエアコンコンプレッサの下についてます。

どんな部品かというと、圧力を計測しています。計測した圧力を元に電圧を変化させるセンサですね。

バキュームセンサに近いものなのかな?

で、もし不具合がEGRだとしたら、どういうことが起きるのか?

プリウスでEGRが壊れたときの動画を取ってあるので見てください。

エンジンが結構な不具合を発生します。

そもそもEGRって何をしているのかというと、排気ガスをもう一度インテークに戻して、燃焼温度を下げるための機構です。

排ガス中のNOxを低減させるのに一躍をになっています。

直噴エンジンは煤が溜まりやすくEGRの通路がふさがりやすい

EGRってようするにパイプですよね。エキゾーストとインテークをつないでいるパイプ。

それの通路をバルブで開閉しています。

問題なのは、直噴エンジンって煤が溜まりやすいんです。EGRのパイピングに煤が溜まってくると当然本来の機能を損なってしまいます。

通路がふさがると入れようとしている排気ガスが入ってこなくる。もちろんきめ細かい空燃比にもズレが生じてきて、エンジンに不具合が出てくるわけです。

単純に圧力センサの問題だけではない気がしますよね。懸念されるのが、レギュラー指定のレヴォーグに搭載されたCB18が、思った以上に煤が出やすいエンジンだったとしたら。

恐らくプレッシャセンサを換えても通路がすぐに詰まっちゃえば、結局根本的な解決にはなりません。

そうなると、マツダのスカイアクティブDのように発生対応リコールを出して、ススが溜まったら掃除しますよというものになるのか?

定期的なクリーナーを入れるように勧めるのか?

いずれにしろ、直噴エンジンにはPEA配合の燃料添加剤は必須だと思いますね。

それにしても解決策はまだ出てこないのですかね?

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