多分、車に乗ってる人の殆どは
「そうなんだぁ~」
ということくらいにしか、感じないかもしれません。
車検証がとうとうペーパーレスでICデータ化されるようです。登録車は2023年1月1日から。軽自動車は2024年1月1日から。
なんでもペーパーレスが進んできています。
自動車税もペイペイなどで支払えるようになってきましたし。
車検証がICデータ化されると、何が起こるのか?これは便利でしかないと思います。
一番大きなメリットは、ICカードなればデータのやり取りと書き換えだけですむということ。車検に出すとして、新しい車検証を陸事に発行してもらわなくても済みます。
よく車検に出して、車が先に帰ってきて車検証は後日郵送で届いた。というような経験をしたことありませんか?
自賠責の加入から数えて、検査をしてから2週間以内に新しい車検証を発行すればいいので、必ず車と同時の車検証が返ってくるわけではないパターンがあります。
これが次回の車検で問題を引き起こすことがあります。
目次
車検証と自賠責は車に乗せておくべき書類
車検証と自賠責って、見てすぐにわかりますか?
多分、ほとんどの人は、グローブボックスの車検証ホルダに説明書と一緒にはいってるんじゃないのって、その位の認識だと思います。
しかし、車検証と自賠責って運行する車に必ず積んでおかないといけない書類なんです。
そして、次回車検をするときに必要になる書類でもあります。
車検をやったときに、車と一緒に新しい車検証が返ってこないと無くしてしまうケースが多いです。
そうすると、次回の車検は車検証の再発行からスタートしないといけないんです。
これが結構多いんです。個人の車ならハンコレスになってきてますが、法人名義だと社印をもらってこないといけませんので手間もかかります。
ICカードになれば、この問題がなくなるわけです。
リコールの実施とも紐づけができるように
もう一つ期待できるのはリコールとの関係です。
例えばエアバッグリコール問題。まだ残っていて、エアバッグを交換しないと車検に通らない車って存在します。
車検の時に、エアバッグリコールが該当していてディーラーにお願いした。
その作業結果ってすぐに反映されないので、リコール証明書をディーラーに発行してもらって、それと一緒に登録に持ち込まないといけません。
このあたりのタイムラグもなくなってくるとおもいます。
すべてがスピーディーになっていくのではないかと。あとは納税のシステムですね。ちょうどいまその時期で、5月30日までなら昨年度の自動車税納税証明書があれば、新しく車検証を発行してもらえます。
これが口座引き落としで5月31日以降の登録となると、納税結果が反映されるまで時間がかかるため、登録できないんです。
この辺もシームレスになってくればいいかな。
ICカード化はなるべくしてなるものなのです。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。