三菱eKワゴン、トッポ、ミニカ、タウンボックス等のキーレス登録方法が独特 

僕が整備士になりたての頃主流だった三菱の軽自動車のキーレス登録方法!他のメーカーに比べると格段にやりにくかった記憶があります。

久しぶりにやってみました。

eKワゴンのキーレス登録です。トッポやミニカなども全部同じです。

H82Wで試してみました。

まず準備するものはこちら。

細い針金とクリップです。針金はクルクルにしてなくてもいいです。何に使うかというと、電気を流すために使います。

それでは見てみましょう。

最初の確認事項として、集中ドアロックがちゃんと作動することを確認しておいてください。集中ドアロックが壊れてるとそもそも駄目です。

1、鍵をキーシリンダーに差し込む

2、OBD端子の一番を短絡させる

(ここで針金とクリップを使います)

OBD2の端子とは診断機を接続する端子です。

今の車には必ず16ピン端子がついています。

この一番左上の1番に針金をさしこんで、クリップでアースさせます。

H82WのeKワゴンはアクセルペダルの上、ボンネットオープナーの近くに16ピン端子があります。

1番の位置を間違えないように。

向きが180度違うので、1番の位置は右下になります。

ここに針金を差す。

それを鍵の根元に繋げます。

これでOBD2端子からアースへ電気を落としています。

3、ハザードスイッチをON・OFF3回ずつの合計6回押す。

するとドアロックが自動でロック・アンロックと作動します。

4、登録するキーレスのボタンを(ロックでもアンロックでも)押す

5、さらに10秒以内に同じように登録したいキーレスのボタンを2回押す

6、応答作動としてドアロックが自動でロック・アンロックと作動。これで完了です。

ポイントはOBD2の16ピンコネクタの1番からちゃんとアースを落としていること。

これだけですね。検電テスタなどでアースをしてもダメです。リード線などを使ってください。

もう一度まとめます。

集中ドアロックが作動すること。ドアは締めた状態で行うこと。

1、鍵をキーシリンダーに差し込む

2、OBD端子の一番を短絡させる

3、ハザードスイッチをON・OFF3回ずつの合計6回押す。

4、登録するキーレスのボタンを(ロックでもアンロックでも)押す

5、さらに10秒以内に同じように登録したいキーレスのボタンを2回押す

6、応答作動としてドアロックが自動でロック・アンロックと作動。これで完了です。

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