3月25日に聴聞会がありました。トヨタといすゞ、そして日野が対象でした。
この中で、国交省は型式指定の取り消しをするかどうかを判断するというものでした。しかし、日野自動車側は聴聞会へ出席せず、陳述書で
「意見はない」
という旨を伝えたようです。要するに、全面的に不正を認めているわけで、これを受けて来週にでも正式に型式指定の取り消しを言い渡される模様です。
それに先駆けて、レンジャーにリコールが出ました。
日野が行った不正の中に、試験中にマフラーを途中で交換して試験を継続したというものがありました。
そのエンジンを搭載しているレンジャーに対して、リコールを行う事がきまりました。
もちろん駄目な部分はマフラーの触媒とエンジンのコンピューターです。
こちらはエンジン不正云々だけの問題ではなく、保安基準に適合していない恐れがあるという事なので、リコールとなりました。
全車両、暫定措置として、点検を行いSCR触媒の再生が可能な場合は再生作業を行う。
再生が不可能な場合および再生完了しない場合は、触媒を交換する。
また、メンテナンスノートの点検整備項目にSCR触媒再生作業を追加する。
暫定措置は準備でき次第、使用者に修理入庫を通知する。また、恒久対策が決定し次第、改めて措置を実施する。国土交通省HPより引用
まだまだ日野自動車の問題から目が離せません。
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。